カテゴリ:英田サキ
英田サキさんの新刊『夜に咲き誇る』を読みました。
夜シリーズの3作目です。 2巻発売から予想外に早かったので小躍りでしたが・・これで完結でした(寂) 2巻感想はここ エスも終わってしまったので・・私の好きな2大英田作品がっ(泣) 今後は同人誌に期待です! 3巻は久我と運命を共にすると決意した秋津のその後。 久我と同居を始めた秋津は「FOREVER LOVE」と刻んだ結婚指輪を贈られ(笑) 新婚ホヤホヤの極妻 が、『オレの女』扱いなのでウキウキするわけもなく・・ 久我に対等な男として見てもらいたいと奮闘。 秋津を守りたい久我と、久我を極道の頂点に立たせたい秋津の気持ちはすれ違っていきます。 というわけで・・ 今回は久我の部下・伊久美の出番が多い! 伊久美は目つきや愛想の悪い人ですが頭脳明晰な上に、ヤル時はヤル男。 秋津とはかなりの名コンビぶりで・・ この二人が暗躍すれば 久我がトップになること間違いなしっ!! 伊久美さん主役のBL本が読みたくなってきました~(笑) さて、今回1番感動したのは 『落花流水』 これは組長の溝口が久我と秋津に当てはめて言った言葉ですが・・ お互いを尊重し合う二人の関係にピッタリで、英田さんの比喩の上手さに身悶えしました。 3巻は1・2巻より内容が静かでしたが、結局のところ・・ 舎弟に慕われ、久我に態度を改めさせる秋津は立派な 姐さん そして女房の言うことを聞いてしまう久我は愛故に我慢強く、 オマケに今回は<健気>さもプラスされ・・・ 彼が「受」になる日は近い?! それにしても、秋津さんは相変わらず気丈で・・ でも「お前が逝く時は俺も一緒に連れて行って欲しい」と言う脆い言葉もあったりで・・ 泣かせる人でした~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.12 22:49:20
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