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鳩村衣杏さんの新刊『ドアをノックするのは誰?』を買いました。
鳩村さんの作品は去年「愛と仁義に生きるのさ」「映画館で逢いましょう」を 読みましたが、ブログに感想を書くほど嵌らず・・ でも今回の新刊はとっても爆笑~♪ とはいえ、爆笑は前半までで・・ 後半は切なくて、切なくてなんだか胸キュン。 <切なさと笑>のメリハリが素晴らしく、思わずグイグイ読んでしまう物語でした お話は大学教授・甲田尚臣(41才)×美貌のリーマン・最首頼久(33才)で、 見事なオヤジ攻。 が、甲田先生はけっこう単純でへタレ♪ 一方頼久は完璧主義な妻の鑑 両親亡き後、弟・妹を育てたせいか世話好きでしっかり者。 が、弟妹のためにあまりにも自分を殺し過ぎたせいか「好き」という感情が分からない恋愛音痴。 このため頼久の色香に舞い上がり、翻弄されまくる甲田が爆笑もので、 惚れた弱みで焦ったり悩んだりする先生が非常~に可愛く、面白かったです。 さて後半の<切ない>部分ですが・・これは主に頼久が中心。 特にキュキュンときたのは弟の自立と甲田が去ってしまった場面。 この他、頼久が「好き」という感情を持てない人間なんだ と分かった甲田も切なくて・・ 思わず涙が出そうになりました~ ラストは「愛」を理解した頼久が面白く、 ここまで豹変するかぁ~? という恐妻ぶり(笑) ツンデレ女王な彼はお見事で・・可愛かったです♪ *読書中に珍しく賢雄さんの声がしました。・・笑えるオヤジだから?? 頼久は・・三木さんに変換してみましたが、上手くいきませんでした(笑) 「遥か」の頼久だから~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.08 16:31:56
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