カテゴリ:あさのあつこ
あさのあつこさんの『NO.6』第6巻を読みました。
この作品は1年前に1~5巻を一気読みして嵌ったもの。(1~5巻感想はここ) どの巻も早く続きをっ!という終り方をしているため、当然5巻もそんなラスト。 なので6巻を待ち望んでおりました~っ。 が、1年経つとけっこう内容を忘れているもので・・ 結局5巻を乱読したり、自分の感想を読んだり・・ 記憶の呼び起こしに一苦労 しかも6巻が又もやイイところで終るので、早く7巻が読みたい!! とにかくこーゆータイプの本は1年に最低2冊は出していただきたいですっ!! さて、6巻の内容です。 紫苑とネズミは矯正施設の地下へ辿りつき、そこでNO.6の虐殺の歴史を知ることになります。 それと同時にネズミの過去が少しずつ明かされ、悲劇を繰り返さないためにも矯正施設を破壊する決意を新たにします。 6巻で登場した長老の言葉に 虐殺を止めないで見過ごす者も虐殺者だ というものがありましたが、 これはそのまま<イジメ>などの問題に繋がるようでもあり・・ NO.6はこんな児童文学臭さ(説教臭さ)を感じる場面がいくつかありますが、基本はしっかりSFなので大人も大丈夫。 そして何と言っても美味しいのが 紫苑とネズミの関係 今回も怪しいスキンシップが一杯で、特に紫苑がネズミにポワ~ンとしてしまうことが多くて・・ 正直焦れったい!! 次巻はもう少し大きな展開と二人の関係がより濃厚になることを期待します!! (6巻ラストは戦闘機とサクリファイスのよーな二人でした♪/LOVELESS) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.12 16:04:16
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