1402378 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

BL主腐日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Recent Posts

Freepage List

2007.10.15
XML
カテゴリ:英田サキ
英田サキさんの新刊『すべてはこの夜に』を読みました。

なんか、もう・・・ 凄くよかったぁ~~~!

痛くて、もの悲しくて、とにかく切ないっ!

で、又またヤクザものでしたが、出だしからしっかり捕まり・・
読み終われば英田本ベスト5に入る勢いでした。


『すべてはこの夜に』は全部で3つのお話が収録。

1.すべてはこの夜に
2.夏の花
3.春宵一刻


1と2はデビュー前後の古い作品で、2は1のスピンオフエピソード。
3は書き下ろしで1のその後編でした。


・すべてはこの夜に

大学時代、一人の女を挟み最悪な別れ方をした加持

その後湊はヤクザに、加持は借金取りに追われる体たらくで
10年後に邂逅するも、過去の愛憎から逃れられずに葛藤。

なので全体的にひたすら 昏っ! な雰囲気ですが
湊の不器用な執着と、加持の果てしない臆病さがダメダメ過ぎてかえってツボ。

ラストにはビックリでしたが、「春宵一刻」があって安心しました♪


・夏の花

こちらは湊をサポートする武井さんの過去話。

ヤクザの武井が亡き姉の夫・亮一のために堅気になるまで物語ですが・・

とにかく武井姉弟の生い立ちが壮絶でした!
そしてマイノリティな性癖を持つ亮一の孤独も物悲しい。

なので、武井が亮一の元に戻ってくるラストは相当胸キュンどきどきハート

第1話に比べると静かな雰囲気でしたが、未亡人的な色気がしっとりしていてよかったです。


・春宵一刻

このお話は1話目のその後で、甘甘な湊と加持ハート(手書き)
こちらは書き下ろしなので、切ない中にもユーモアのあるエピソードや台詞が混じり、
今の英田さんらしい文章♪

が、この「春宵一刻」で武井&亮一のその後がはっきりしてしまい・・ズズン。
しかも私は特典目当てでコミコミ通販したために、その小冊子内容で2倍の追い討ち・・

武井と亮一の情の深さと静かな最期に泣けました涙ぽろり

人の死が物語に入ってくると重くてやり切れない感がありますが、
心に深く残ることは確か。
なのでこの本の中では武井さんが1番味があって魅力的でしたハート(手書き)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.10.15 20:46:17
[英田サキ] カテゴリの最新記事


Comments

ピーチシルク@ 電気ネコさん、はじめまして。 コメントありがとうございます。 今後は…
電気ネコ@ Re:楽天ブログ機能終了(12/09) はじめまして楽天の機能停止で日記書いた…
ピーチシルク@ keiさん、こんばんは♪ おかげさまで聴けました~。 (<絶妙>…
ピーチシルク@ mi’さん、明けましておめでとうございます♪ こちらもご挨拶が遅くなりました(汗) …

Favorite Blog

MILANO‘S REVIEW 水無月ミラノさん
日々是好日 kaorin215さん
BLUE&BLUE かなぴー。さん

Category

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X