カテゴリ:聖なる黒夜
柴田よしきさんの『所轄刑事・麻生龍太郎』を読みました。
この本は「聖なる黒夜」より約15年前のお話で、麻生はなんと 25才 (若っ) (「聖なる黒夜」関係感想はこことここ) とはいえ25才当時も落ち着いた優しい雰囲気で、 新米時代からその推理力と洞察力、そして慎重さは周囲から一目置かれています。 『所轄刑事・麻生・・』には全部で5つ事件エピソードが収録されていますが、 やはり気になるのは謎解きよりも 麻生の人となりとプライベート そうですっ!! この時代麻生はまだ及川純と交際中~。 及川は何気に同棲を促したりしていますが、 同じ強さで想いあっていない自分達にも気付いていて、なんだか切ない・・。 二人が所轄時代にナニをどこまでしていたかは謎ですが・・ 結局煮え切らない龍太郎は関係をはっきりさせることができずにいます。 が、及川の方は実は殺したいほど龍太郎が好きだったわけで・・ それを四十過ぎて男に持って行かれてれしまうとはっ ・・学生時代のスタートが麻生・攻ならこの人達はもう少し違う展開をしていたのか?? 純は哀しい男です~。 さてこの本のミステリー部分ですが、短編集なのでそんなに複雑ではありません。 でも淡々と事件を解決していく麻生は運と才能が光って魅力的 こんな男が只一つの失敗で人生全てを狂わせて行く未来を思うと・・ 運命の皮肉が際立って物悲しい。 そんな訳でこの小説をいきなり単品で読むのはNGかもしれません。 *余談 最近頭の中が「黒夜」だらけなので、音楽を聴いていても変に反応~。 で、電王のゼロノスソングがある日突然 練ソング に聞こえたり・・ (「強き者に強き力」の前までの歌詞が練~っ!) ラブレスのEDもなんだかな・・ (これはミラソンでもあるので・・もしかするとミラージュアルバムにたくさん存在するかも♪) 今後も反応し続けそうです (ハハ) あとブログの壁紙をそろそろ変えようかなと思っていたのですが、 このまま続行を決意 開設当初ラブレスに嵌っていたので、蝶々なんですが・・ 練の御印なのでやっぱり現状維持ですっ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.14 15:09:52
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