カテゴリ:花降楼シリーズ
鈴木あみさんの花降楼・新刊『白き褥の淫らな純愛』を読みました♪
今回の新刊は楼主×鷹村かと予想していたのですが、見事にハズレ、 新キャラの色子・撫菜が主役でした。(多分どの巻にも出てきていない・・筈)。 撫菜は器量も頭もパッとしない子ですが、気立てはよくて身体も◎。 そんな彼が楼主の仕掛けたゲームによって、楼主の親戚・氷瑞に嵌って行きます。 花降楼シリーズの攻めは掌で受ちゃんを転がすタイプが多いですが、 今回の氷瑞はわりと普通の純情青年。 なので二人は簡単に楼主の罠に翻弄され、切ない展開になっていきます。 が、ラストは氷瑞の愛でハッピーエンド♪ 結局楼主は氷瑞に嫌がらせをしたかったのか、幸せにしてあげたかったのか・・謎です。 そして以前として 鷹村と楼主の仲も謎・・。 鷹村はかなり主の内面を理解している男なので、絶対無関係ではない筈っ! さて、巻末には綺蝶と蜻蛉のSSがありました 綺蝶が蜻蛉に毛糸のパンツを編む話でしたが・・(笑) 柄が蝶々なので、綺蝶が言ったとーり本当に貞操帯のようーで・・ パンツに笑いと切なさが編みこまれていました。 それにしても色子の過去はどれも悲惨さを絵に描いたようで・・ 撫菜ちゃんも当然例外ではありません。 無計画に子沢山な家庭の7番目に生まれ、人減らしのために吉原送り。 喜んだ父親はパチンコ景品のチョコを撫菜にプレゼントします。 親からもらったお菓子に喜ぶ彼は哀れで・・ 花降楼世界の日本は どんだけ無法地帯 なんだっ 何でもありのBLはやっぱりファンタスティック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.20 22:02:24
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