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剛しいらさんの新刊『白銀の麗人』を読みました。
この作品は「黒衣の公爵」シリーズの3巻目で、今回はコンピューター・イブを 完全に倒し、人間に自治権が戻ってハッピーエンド。 なので完結してしまってちょっと寂しいですが、 物語はとても綺麗にまとまりました。 3巻はイブとの攻防と、天人&シオンのラブラブがバランスよく収まり、 ハラハラと甘甘が交互にくる展開。 (特に天人の<やり直し>には胸キュン) 珠黎さんのイラストも全て麗しかったため、高尚なファンタジーに仕上がっていました でも、ちょっと残念だったのがシオンの辛い過去話。 これは2巻にもあったので、この分を仁&アンディのエピソードに振り分けて欲しかった・・。 もしくはシオンの兄・レナードを更に掘り下げると楽しかったかも?! ・・レナードはかなりの奇人変人強烈キャラでした・・ だって、 即位宣言をオールヌードでやってしまう男っ ですから~ できればスピンオフでこの人の恋話が読んでみたいです(笑)。 剛さんの作品は出版量が多いため、何を読んでイイのか判断に苦しみますが、 この黒衣シリーズは大当たりでした♪ 壮大なエピソードに力強い攻と心優しい受。 そして可愛いロボット達と魅力ある人物が出まくりで、SF部分も飽きずに読むことができました♪ 剛さんは本当に色んな文体で、様々なジャンルが書ける人なんだな~と改めて感心しました 黒衣の公爵(感想はここ) 紅の大王(感想はここ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.18 22:20:13
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