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きたざわさんの新刊『啼けない鳥』を買いました。
きたざわ本は20冊近く読みましたが、そのほとんどが 囲い系年上攻と物静かで生活力無さそ~な受 というCP。 なので少々パンチが足りず、最近ちょっとご無沙汰気味 が、今回は挿絵が大好きな陸裕さんで読む気満々♪ 特に扉絵カラーの濃厚チューにはクラクラになりました~ で、内容も設定が面白くて近未来(?)エセ日本。 アカデミーで育てられた捨て子の冬稀は高い能力を買われて16歳で就職。 仕事は製薬会社の研究職ですが、人とのコミュ二ケーションは苦手で 世話係りの社員・賀野にしか心を開きません。 5年後、冬稀が関係した薬品から事故が起こり社員が死亡。 その物質が原因で冬稀の身に危険が迫り、賀野は冬稀と××関係を結ばざるおえない状況に陥ります。 賀野はずっと冬稀を憎からず思っていたため、彼を大事に扱いますが 冬稀は感情を出すのが苦手な上に、自分の置かれた状況にかなり鬱状態。 なので冬稀に心を開かせるまでの 賀野の優しさや懸命さが切ないっ そして賀野の想いに段々と人間らしくなって行く冬稀も可愛かったです。 さて、この物語の曲者ナンバー1は賀野の異母兄・森崎。 イロイロ暗躍したわりに冬稀をゲットできませんでしたが、それすらも計算のうち?? 次巻は冬稀の世話係りだった久保寺が主役になる気配ですが・・ この人も森崎の掌で踊らされてしまうか? 楽しみです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.05 20:23:18
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