カテゴリ:花降楼シリーズ
『花降楼シリーズ』の小説とコミックの新刊を読みました。
小説「愛しき爪の綾なす濡れごと」は新キャラが主役ではなく、綺蝶&蜻蛉の過去話と「華園を遠く離れて」のその後のストーリー。 で、前半の2/3が嫉妬と愛情で犬猿の仲だった頃の二人なので、 全体的にかなり切ない雰囲気。 同僚・桐香の駆け落ち事件と蜻蛉達のジレンマが上手く絡み、 ご法度な恋が哀しかったです。 が、その分後半は甘甘たっぷりで、蜻蛉のラスト台詞がデレ丸出し 綺蝶の男らしいイラストもカッコよく、エロもたっぷりな感動短編でした♪ 堅気になった彼らはこれから大学に通う予定らしいですが、 元花魁のキャンパスライフって・・?? モテモテの綺蝶にヤキモキする蜻蛉とか・・その後編もちょっと読んでみたいです(笑)。 さてコミックの方ですが、こちらは「愛で痴れる夜の純情」の2巻目・傾城編です。 (1巻感想はここ) 今回は綺蝶の身元判明と蜻蛉の身請け決意までが描かれていますが、 意外にも2巻で終らず・・3巻突入なんですね~。 次まで又1年以上待つのかと思うとちょっと焦れますが、コミック版はエロ甘増量な上に 長髪と和服のズルズルさがひたすら好みなので、こーなったら番外編までお願いしたいっ。 傾城編は発売季節に合わせた扉絵がやたらと艶やかでした さて2巻は「愛しき爪の綾なす濡れごと」同様、かなり切ない内容。 蜻蛉のツンデレな可愛さと綺蝶の懐の広さと執着心がツボで、 そしてもう一つ面白いのは綺蝶と東院と蜻蛉の関係。 東院が何気に意地悪で・・ 結局綺蝶に振られてしまうので可哀想なのですが、ナイススパイスな人でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.25 20:14:53
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