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久能千明さんの「青の軌跡シリーズ」第12巻・13巻
<タイトロープ・ダンサー STAGE4・5>を読みました。 ←ステキ表紙~♪ 前巻から実に3年4カ月ぶりの新刊! しかも2冊同時発売で何とシリーズ完結~~ が、正直間があきすぎ・・ (STAGE3感想はここ) STAGE3はタイトロープ以前の作品のよーにキリがイイところで終らず、 そのため再読する気になれず・・ そうこうしている内にもしやもう出ないのでは?? という年月がたってかなり内容を忘却。 なので熱が冷めてしまった状態で4巻に突入するのは少々億劫でしたが、 読み始めてしまえば何とかOK♪ お話は引き続き司令官&グイド救出作戦を進める三四郎・カイ・サーシャそして黒幇達で、 息もつかせぬトラブルとバトルの連続 最後の数ページまで安心できないハラハラ展開でした。 が、今回は戦闘シーンだけでなくラブシーンもしっかり濃厚 相変らず物事に一々グルグルするカイと、あっさり単純な三四郎は水と油CPですが、 ラスト2巻はカイが デレを大放出 <死>に感応してしまった経験から、カイは生きることに前向きになり、 三四郎にも甘えられるようになります 三四郎もそんなカイに「俺、あんたに惚れてるんだぜ」 と直球素直愛 必ずサンドラ達の元に帰ろうと約束を交わすあたり、怒涛のわりにラヴな最終巻でした。 タイトロープ・ダンサーは三四郎とカイ以外にもう1組・グイドとサーシャCPも注目で、 この二人はシリーズ3冊目の「カタルシス・スペル」で登場。 「カタルシス・・」はシリーズ中でも1,2位を争う面白さでしたが、 どーも正確に思い出せず、とりあえずCDを聞いて原作を乱読してみました。 で、久しぶりに聞いたら面白かったぁ。 モリモリの声が若いからなのか、三四郎だからなのか・・高音で新鮮(笑)。 中原さんもこの上なくカイでした♪ <キャスト> 森川智之(三四郎) 中原茂(カイ) 梁田清之(ロード) 小林優子(サンドラ) 中村秀利(グイド) 真殿光昭(サーシャ) にしてもこの作品は10年くらい前のものでしょうか? 原作にいたっては初刊の書き出しが15年も前らしいので、久能さんはけっこうベテラン作家さん。 なのでBLに出会って間もない6年前に読んで聞いた作品ですが その頃既に「ファントムぺイン」まで出版されていました。 「青の軌跡」はBLにしては珍しいSF作品でしたが、ツンデレ女王様なカイと 直情型の三四郎の関わりが面白く、自分と向き合う心理描写も丁寧。 宇宙ならではのスケールも楽しめて、そのせいかCDも迫力があって聞き応えがありました。 が、続編CDは今更無理でしょうね~・・。 でもその後の甘甘小説はかなり読みたいっ。同人誌でもイイから出していただきたいです! *青の軌跡シリーズ ・青の軌跡(上下) ・カタルシススペル ・クリスタルクラウン(上下) ・バロックパール ・ペルソナノングラータ ・ファントムペイン ・タイトロープダンサー(1~5) 未読の方は是非!今なら焦れずに一気読みできます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.07 22:14:48
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