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「黒衣の公爵」シリーズ番外編「青銅の愛人」を読みました。
(「黒衣」感想はここ、「紅」はここ、「白銀」はここ) 今回はシオンの兄・レナードの物語を期待していたのですが、 なんと主役はアーサー・ビノシュ。 アーサーはコンピューター・イブの暴走を止めるために生み出されたクローンですが、 平和が訪れた世界では存在意義が薄くなり、 長年片想いの嵩原卿へも気持ちが上手く伝わりません。 このためロボット・アダムを恋人に改造するという禁忌を犯してしまいますが、 愛を与えることによってアダムは進化し、 ついにはアーサーの心を成長させる、本物の恋人に近づいていきます。 なのでこの物語を読むと人とロボットの恋愛はタブーではなく、 両者の違いは魂の有無だけ。 愛することを知ればロボットでも存在の重さは同じになると納得できました。 「青銅」はアーサー&アダムのストーリーと並行して、 アンディ&仁の婚姻話も進み、当然天人やシオンも出てきます♪ なので相変らず天人たちのイラストは文句なしに美しく、表紙もイイ~~ 二人のラブラブ信頼関係が要所要所で垣間見えました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.27 16:03:36
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