カテゴリ:和泉桂
桃華異聞3巻目「宵月の惑い」を読みました。
(1巻感想はここ、2巻感想はここ)。 遊郭ファンタジー第三弾です。 今回は1巻に登場した雨彩夏が主役で、 相手は貧乏寺から売られた元僧侶・瑛簫。 彩夏は義兄への許されない恋を、1巻のナンバー1男妓・聚星 に慰めらていましたが、 聚星が灯璃と幸せになってしまったため、仕方なく瑛簫を水揚げ。 が、初回は元坊主だけに頭がほんとに 丸っとボーズで・・ 扉絵カラーと中の絡みイラストは必見!!佐々さんの絵の上手さが光ります さてそんな外見の瑛簫は、中身も当然世間知らずの優しい僧侶。 なので遊郭へ通う自分を卑下している彩夏は、 穢れを知らない瑛簫を汚してみたくなります。 ところが攻専の手ほどきをしている内に、瑛簫の不器用さと素直さが好ましくなってしまい、 瑛簫の方も無欲な筈が彩夏に執着。 途中彩夏の身に波乱があるものの、ラストは自分を好きになれそうなツンデレさんと、 世俗にまみれて人間らしくなった元僧侶がメデタシで、 相変らず一気に読める桃華異聞シリーズでした♪ *「宵月の惑い」の帯と今後出るらしい「神獣異聞」の帯で全サ小冊子がゲットできるようです。 欲しい!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.05 21:18:09
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