カテゴリ:英田サキ
英田さんの新刊「恋ひめやも」を読みました。
お話は同窓会で再会した教師と教え子のラブストーリーですが・・ ・小山田さんの挿絵 ・元生徒×先生 ・攻はスーツメガネ君 という3点が先日読んだ榎田さんの「はつ恋」と共通。(感想はここ) ちょっとかぶりすぎだろう・・と思いましたが、内容もキャラも全く違って、 攻・棚橋はもしや 英田作品一の好青年?! 元々この作家さんの攻は溢れんばかりの包容力を持つ男が多く、 悪く言えば相当なお人好しとゆーか尻に敷かれるタイプですが・・ 私はそんな英田 攻群が大好きっっ でも今回の棚橋は職業がごく普通のリーマン。キャラに強烈な個性もなく、 ひたすら涙が出るほど優しい年下くんで・・何だか草食系。 ところが先生の水原は、自身の生い立ちと不倫のトラウマから 異常なまでに頑な天邪鬼。 その上恋の終わりを恐れるあまり、棚橋を信じようとしません。 てな訳で前半は棚橋の先生に対する戸惑いや想い、 後半は恋に踏み出せない水原の葛藤が切なく丁寧に描かれて、 英田さんにしては平凡な設定なのに、グイグイ一気読みできる秀作でした。 さて、タイトルの「恋ひめやも」ですが、 これは大海人皇子が額田王に詠んだ歌のラスト部分。 で、中高生時代に大和和紀さんの「天の果て地の限り」というコミックが 好きだった私はこの歌を暗記していたのですが・・ 実は<こいめやも>と覚えていて、英田さんは<こいひめやも>だと思い込んでいたとか。 (正解はこひめやも) まあどうでもイイことなんですが、古文は難しい上に舌を噛みそうになります(笑)。 次に英田繋がりでもう1冊・・ ←週末に全サの「CHARA COLLECTION」が届きました。 中に「DEAD LOCK」全サの続きストーリーが入っていて、 ディック無事帰還にヤレヤレと一安心♪ 6月に小冊子を読んだ時は何でこんな先が気になるお話を書くの~~?? と英田さんをちょっと恨んだもんですが・・ そうか、キャラコレに書く予定があったのかと深く納得。 ラブラブな二人にようやく安眠できます(笑)。 この他フレブラ、幻月楼、二十螺旋、年下の礼儀を楽しみました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.02 11:23:38
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