カテゴリ:和泉桂
桃華異聞4作目「宵星の憂い」を読みました。
(3巻感想はここ) 和泉さんの遊郭ファンタジー第4弾です。 今回は隣国の後宮に入っていた亡国の王子・翡水と その衛兵であった藍珪の物語。 二人は駆け落ちに失敗したため、 王子は遊郭に売られ、藍珪は解雇&所払いとなりますが・・ その後は遊郭を舞台に「タナトスの双子」な△関係が展開。 でも今回は受一人(翡水)に異母兄弟の攻が二人(藍珪&恵明) というストーリー。 が、弟の恵明は意外とあっさりしたタイプだったので、諦めが早く・・ これに対して兄・藍珪は過去に色々あったせいで翡水への愛憎がドロドロ。 そんな訳で兄弟×王子の3P状態に発展し(ギャー) 和泉さんの得意技<キッチー従攻>が相変らずヒィ~でした。 でもこの作家さんの本は好みの挿絵が多すぎてどーにも買うのが止められないっっ。 (円陣さん、佐々さん、高階さんなど) 今回も佐々さんの中華コスにはやられっぱなしで、 イラストを見るだけでウットリでした。 「宵星の憂い」は生い立ちが原因で人の想いも自分の恋心も理解できなかった 翡水の成長物語。 皮肉にも遊郭に売られたことで本当の孤独と愛が分った彼ですが、 瞳のエピソードは大層いじらしい不器用ちゃん。 なので藍珪は翡水が 口下手王子 ということをよ~く理解して幸せにしてあげて欲しいです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.21 18:21:41
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