カテゴリ:高遠琉加
高遠琉加さんの新装版「世界の果てで待っていて-天使の傷痕-」と
「-嘘とナイフ-」を読みました。 「天使の傷痕」は2005年発売の旧版を読んだことがありますが 借りた本だったため再読もせず、完全に記憶喪失・・。 なのでほとんど初見で楽しめました~。 →雪舟薫さんイラの旧版 にしても2巻が出るまで5年も間があいているこの作品。 雪舟さんの復活待ちだったのかは謎ですが、 相変らずこの絵師さんの消息は分らないままなのか?? ファンのために一言欲しいところですっ。 「世界の果てで・・」は2冊ともラブ<ミステリーな内容で これまで読んだ高遠小説とは一味違う物語。 元刑事の探偵・黒澤統一郎と刑事の櫂谷雪人の微妙な関係が2つの案件を通して丁寧に描かれ、 事件内容もそれぞれの事情と真相が面白い。 更に黒澤の妹・澪子が殺害された過去の事件も絡み、 「嘘とナイフ」では元公安の上司・鷹取の存在が不気味で読み応えあり。 なので全体的に暗くて物悲しい雰囲気と 英田さんのエス的ワードが一杯のストーリーにド嵌り♪ 舞台の渋谷も目に浮かぶ場所なので読んでいて面白かったです。 てな訳で黒澤×櫂谷のラブについてはあまり濃い描写はなく、 二人とも感情を抑えている状況がストイックでイイ 2巻の「ひとつだけ本当のことを言え」に答える黒澤の言葉は・・ 秒殺ものですっっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.27 11:58:44
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