カテゴリ:和泉桂
終わりなき夜の果て・下巻を読みました。
国貴編をCDで聞いてしまったので、アッという間に読了かと思いきや、 道貴編「せつなさは愛の妙薬」、国貴のその後SS「幸福な朝」、貴久SS「暁闇」が収録され、 なんと 320ページ2段組っ (どーりで高いわけだ) なので上・下巻で3兄弟+父の続編がガッツリ描かれ、 絆がよりしっかりとした完結編 それぞれのエピソードが蛇足にならず、読み応えがありました。 さて1話目の国貴編はCDと感想が被るので(レビュはここ) 今回は下巻で最長の「せつなさは愛の妙薬」に注目。 物語はクラウディオ×道貴で、舞台は上海からニューヨークへ移動。 クラウディオの仕事内容の変更で、道貴は無職になってしまい 兄の消息も分らず、人種差別もうけてクラウディオに引け目を感じる毎日。 ホ○に対する差別はないのか?という突っ込みはさておき、 シリーズ中1番安定していた彼らに初めての喧嘩が勃発。 が、両者共に思ったことは直ぐ言う素直系なのでこじれる事なく解決 二人の関係にも成長が見られてよかったですが、 朝から晩まで真顔で愛を囁くクラウディオはやっぱり砂吐きもので・・ でも このベタ加減が恐ろしくクセになる快感(笑)。 冒頭のキスシーンイラストと、後半の薔薇ベットにもヤラレました~。 さて、下巻で可愛可笑しかったのが和貴をいつでも独占したい直巳くん。 和貴と仲良くする国貴にイラッとし、和貴を呼び捨てにするクラウディオにもイラッとし・・ でもどんどん兄弟が遠くに行ってしまう清澗寺家。 寂しい和貴を深沢はますます大事にしなければなりません! にしても伏見の過労はもしかして冬貴に貪られ過ぎたことが原因か?? 義康の側にはべる冬貴は可愛かったですが、 そろそろ年齢を考えてパパは自重すべきです (て、ムリか・・) *道貴編はCD化しないんですかね~。 ベー様のベタ台詞が聴いてみたいっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.11 22:08:49
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