カテゴリ:和泉桂
「タナトスの双子」の後編・1917を聞きました。
が、これの感想を叫ぶ前に インターさんの倒産にビックリ!! 今朝英田さんのメルマガで知ったのですが、 サイバーさんに続き、BL業界は受難な2010年。 思えばBLCDを聞き出した頃、最初に覚えた会社はインターさん(多分「春抱き」)。 そして最後の作品は神官様のオマケCDとなりました・・。 BLCDは声優さんの力に頼りすぎて、粗製乱造な印象がある今日この頃 長引く不況も後押しして仕方ないのかもしれませんが、やっぱり寂しい~。 サイバー作品もインター作品もどこかが引き継いで欲しいですっっ。 さて本題のタナトスですが、こちらはAtis作品なので今のところ心配無用。 後半も2枚組で、ここまで××シーンが大量だったか?? という削除無しの丁寧な作り。 体制に翻弄される双子の数奇な運命がしっかりと描かれていました。 (原作レビュはここ、1912レビュはここ) <出演> ユーリ・ドミトリエヴィチ・オルロフ : 野島健児 ミハイル・アラモヴィチ・フロムシン : 近藤 隆 ヴィクトール・イワノヴィチ・カヴェーリン : 森川智之 アンドレイ・ニコライエヴィチ・グロトフ : 羽多野 渉 後半は愛憎に燃えるユーリとミハイルの心の変化が見ものですが、 ヴィクトールに鬼畜な仕打ちをされるユーリが途中ヤバイほど可哀想で・・ そう思わせる野島さんの演技がとにかく絶品 陵辱受けをやらせたら日本一かもしれない と思わせる上手さでした(オイ)。 そして小十郎漬けだった私にはキッチー森川さんはお久しぶりで、 同じ従者でもギャーな台詞が大量。 でも 「むろんここでお別れです」に続くシーンは涙もので、 しかも気がつけば「ユーリ、ユーリ」ってコンラッドじゃんっ!! 1912でこんなに名前を連呼してましたっけ?? とにかく脳内マ王変換が始まってしまい、ますますツボでした(笑)。 一方近藤さんと羽多野さんですが、こちらは羽多野さんの出番が前回より多くなり 落ち着いたマジメさが声にピッタリ。 近藤さんも愛憎がはっきり出てくる演技がよくて、 ラストで対峙するユーリとミハイルは迫力満点でした にしても火事のシーンが音になると この双子が助かったとはどうしても思えない・・ BLはハッピーエンドがほとんどですが、たまにはこんな悲劇もイイ。 BGMも効果的な素敵メロドラマでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.03 19:31:59
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