カテゴリ:英田サキ
英田サキさんの「知らなくても生きていける萌えの話」
を読みました。 この本は前半がBLや萌えについてのエッセイ、 後半が小説という構成で、 イラストは「DEADLOCK」で大成功を収めた高階佑さん♪ なので値段も見ずに喰いついて、英田さんの初エッセイをガツガツ読みっ。 この作家さんのBL原点を垣間見ることができました。 さて、先ずエッセイですがこちらはご本人の萌え歴史を交えて 「ライバル」「下克上」「ヤクザ」などテーマにそって執筆。 で、特に共感できたのは「ヤクザ」「人外キャラ」「ヘタレ攻」「主従」でした。 「ヤクザ」はBL自体のファンタジー性とヤクザ社会のファンタジー性が合わさって ダブルファンタジーなんだそーで・・ この<ダブルファンタジー>という言葉が私的にかなりツボ。 何故ってBL+ファンタジーやBL+時代劇が異様に好きだから~っ。 てな訳で自分が極道に嵌る理由がストンと理解できました♪ そして「人外キャラ」はバビル2世のロデムに反応。 英田さんの人生初の人外萌えはこの黒豹なんだそーで・・ 言われてみれば私も同じ!!! 妙に嬉しくなりましたぁ にしてもこの作家さんは一体何歳なのか?? 35歳くらい?誰か知っていたら教えてください。 次に「へタレ攻め」ですが、 これは英田さんの攻が受にメチャ弱いわけが分るとゆーか、やっぱりヘタレ万歳! この他「主従」も爆笑で、この単語を見るだけで 海に向かって「しゅじゅーーー!」と叫びたくなるほど好きだとか・・私もです!! 後半の小説は「石橋の上に三十年」とそれのSS「恋は明日か明後日か」が収録。 腐女子人生を長くやっていると段々イバラ道に入って行くらしいのですが、 この物語はそんな英田さんの趣味炸裂?! 2組のCP設定は38歳オヤジ同士(受は童○)と 20歳青年×38歳元ヤクザ(ヤクザ受!しかも年下攻~)。 で、オヤジ同士には全然驚きませんでしたが、 高階さんのオヤジイラストにちょっと抵抗感。 内容がコメディタッチだったのでシリアスもギャグもオヤジも全部上手い ユギさんがピッタリな物語でした(深井・小山田さんでもイイ~)。 でも高階さんの表紙&萌え漫画は素晴らしかったです *同じお題で三浦しをんさんのエッセイが読んでみたい!!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.22 19:38:42
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