カテゴリ:深井結己
深井さんの新刊『世界は光に満ちている』を読みました。
今回は2007~2010年に描かれた5つの作品が収録。 相変らずの短編集でしたが、時代背景がちょっと古めで、 1番気に入ったのが表題作の戦中物。 米軍の負傷兵とそれを助けた日本人の兄弟の交流が素晴らしく、 カバー裏と描き下ろし漫画もこの3人で和み系。 が、本編は死ネタなので相当切ない展開で・・ 短いながらも心に残るお話でした。 この他ツボだったのがオヤジ受の「上弦の月が沈んだら」と「五月雨る抱擁」。 二編とも優しそ~な目の下小皺キャラがイイ感じで、 少ないページ数にも関わらず、時の流れ方が絶妙 途中「契る花」という触手ホラーもありますが・・ 全体的に年下攻が多いので概ね満足♪ のびのびとした絵柄と展開の早いストーリーを楽しむことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.27 13:33:16
[深井結己] カテゴリの最新記事
|
|