カテゴリ:凪良ゆう
凪良ゆうさんの新刊『真夜中クロニクル』を買いました。
この作家さんの既刊本は全て制覇してますが、 手もとに残っているものが意外と少なくて3、4冊・・。 なので大きな期待はせずページを開いたものの やめられない止らないの一気読みっ!! もしや凪良本の1番か?! と中盤過ぎて思い始め、 ラストまで息切れしなかった筆力に「お見事」の一言!! 8年間の長いラブストーリーが1冊にギュッと詰まっていました 『真夜中クロニクル』は太陽の下に出られない病気を持つニーナと 彼に一目惚れしてしまった陽光の物語で、出会った時の年齢は18歳と11歳。 ニーナは病気のせいで虐めを受けたため、偏屈で引きこもり。 人とコミュニケーションが取れず、唯一の友人である陽光にもツンで暴力的。 それでもニーナが好きでたまらないドMな小学生は 「自分がニーナを守るんだ」と7つも年上の男のもとへ通い続けます。 が、成長するにつれて思うようにニーナをリードできない陽光と、 愛を受け取るだけで少しも返していないニーナに変化が訪れ、 26歳と19歳になった彼らは本物の恋人関係に成長 陽光のために一肌脱いだニーナの勇気に感動できました。 この作品はニーナと陽光それぞれの視点で時間が流れて行くため 二人の心理状態がとても分かりやすく、飽きずに読書。 陽光のへこたれない一途さとワンコ加減、そして不器用なニーナの涙はキュンキュンもので、 BL止めないでよかったぁ と思える逸品でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.13 21:21:22
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