カテゴリ:高遠琉加
高遠琉加さんの新刊『葛城副編集長の最後の賭け』を読みました。
この作品は『成澤准教授の最後の恋』に登場の葛城さんが主役。 (成澤感想はここ) で、誰とラブラブするのかと思ったら、本家の使用人で・・ 本家って・・葛城は田舎の資産家の分家筋だったんですね~。 なので、子供の頃から帰省するたびに気になっていたのが使用人の諒。 身寄りがなく、本家の息子・和也にこき使われている彼が不憫でならず、 本家の諒に対する態度が常に気にくわない が、彼を葛城家から出してやることもできず、目を背けて現在に至り、 仕事で東京に出てきた諒に長年溜め込んでいた想いが爆発。 諒の方も幼い時から好意を持っていた葛城に気持ちを告げることができて メデタシ、メデタシと思いきや・・ ラストは本家の大御所と諒に嵌められた??? というようなオチで、 地味に納得がいかない(笑)。 そして何気に可哀想なのは殴られ損な和也~。 諒はいつの間にかお家第一な葛城家の人間そのものになって、 和也に復讐したのかもしれません。 でも田舎の旧家でホ○って・・前途多難な気がする(笑)。 にしても作中に登場する成澤さんは相変らずイイ味で、 蒼井に「君、ああいう筋肉質のゲイが好みなのか」って・・ 三島由紀夫に嫉妬?! 笑えました~ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.05 15:56:03
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