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テーマ:中学生ママの日記(17704)
カテゴリ:日常
約1週間前に「大学入学共通テスト」の最終案が文部省から発表されましたね。
息子が受けるのは、改革実施の2年目になる学年ですので、 どの案が提案されるのか?動向を気にしていました。 今回発表された事をまとめると3点になります。 その1 民間の4技能資格試験を活用し、大学入試にその成績が合否判定に活用される その2 試験の結果を国際基準規格「CEFR」(セファール)で評価する その3 高校3年の4〜12月に2回受験できる これが発表されて考えてみる・・・。 民間の試験の利用考えられる試験は、下記の表になります(ケンブリッジ英検より) 年2回の受験ができるといっても、まず、一番多いのは英検だろうね・・・。 でも、高3前に受験していたのは認められないってなると1学年のうち少なくとも 60万人(2回受験したら、120万人)が受験することになる訳だよね。 英検のホームページをみると去年の全受験者の数、約330万人。 2016年度で、16万人の受験者数が増加したらしいけど、 2020年の大学入試になったら、受験者数もUP間違いなし。 英検も去年の試験内容がかなり変更になった時も2次面接に進んだ数が多くて、 受験会場の確保が大変だったとかホームページに掲載があったと思う。 たぶん去年以上の混乱になるのではないかと思う。 あと、英検はあくまでもその級での能力を測る試験だと思う。 スコア方式が採用されたとしても、これで完全に能力を測定できるとは到底思えない。 あくまでも、その級のレベルに達しているかを測定するテストだと思う。 合格なら測定できるとしても、不合格のレベルの人が上の級を受験し、 4択なので、まぐれで合っていても能力があると判定されるって事だよね。 仮に同じ人間が合格出来る級とその上の級を受けて、スコアが同じになるとは思えない。 英検は、問題数が少ないと思うので、1問辺りの正答率への反映が大きいのも問題だと思う。 2回しか受験できないとなるとどの級に受験するのか? 不合格の時は、どうなるのかという問題。 英検の場合本当に正確に算出できるのか疑念を持ってしまいます。 あと、「CEFR」(セファール)で評価するってなると ある程度の上位のレベルになると受験する試験が変わってくると思うんだよね。 一番有力なのは、TOEFLになると思うけど、受験料が高いよ。 1回の受験で、225ドルです。2回受験で、450ドルも掛かります。 これって、今までセンター試験で払っていた以外にも別途必要となる費用となるので、 全員が受験するとなると結構な負担になると思う。 仮に複数の検定での受験が可能で、いくつも受験するようになったら、 受験代だけでも、相当な金額になると思う。 どの試験だって、いきなり何十万人もの受験者が増えたら 裁ききれるのかって問題が一番大きいと思うし、 文部省も民間に投げるのが一番いいと思ったんだろうけど、 民間の企業の負担も相当掛かってくると思う。 半面、民間企業への収入は相当増えるので、 お金の問題でいわゆる官民の癒着など生じてくるのでは・・・なんて思ってしまいます。 でも、やっぱり能力を測定するとなると同じ検定試験を受験しないと無理だと思う。 果たして色々な検定で、能力が正しく評価されるのか? あまりにも課題が多く問題が山積みだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.25 07:52:57
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