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2018.08.14
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 Lexile 760 YL 6.0 Word 51,267

漁師だった Manjiro 14才。
漁の時に海がしけて鳥島に流されてしまいます。
幸運にもアメリカの鯨船に救助され、数年後に日本に帰還し、
家族と再会するという話。

大体の粗筋は、ご存知の事だと思う。
ただ、この本を読んでみて、Manjiro の心の描写が書いてあり、
当時の彼の複雑な気持ちがとても分かった。
まず、遭難したのは一人でなく、他5名程居たこと。
他の者達は、鯨漁をしているアメリカ人を見て、
自分たちもいつか殺されて食べられてしまうと思い、ハワイで船を降りてしまいます。
Manjiro だけ本土へ向かい、異国の地で現地の学校に行ったりと
彼が持つ好奇心が色々な世界観を変えていった。
彼はアメリカで生活しながらも、日本では体験できない事を混乱しながらも、
それなりに受け入れて楽しんで生活していたのがとても印象的だった。
日本に戻って来た半年は、投獄され命の危険もあったが、
解放の身となって、当然漁師に戻るわけだが…。
その後、彼が政府の交渉役の一人となり、11階級も位が上がり侍まで昇給した。
江戸の港を開港の交渉を実現できたのは、現地で学んだ英語の知識が役に立ったといえる。
何も情報がない時代に異国の地で暮らすだけでも、大変だと思うのに、
日本に帰ってきて、その後の活躍を果たすなど、想像もつかない。
これは、本当に John Mung だったから成し遂げた話だった思う。
彼は、71歳の生涯を閉じた訳だが…。
もし、彼が居なかったらどうなっていたか…とふと考えてしまう。
この人も歴史を変えた一人に違いないと思う。





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最終更新日  2018.08.14 09:07:04
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