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カテゴリ:詩篇
魂が強く憧れる存在がいる。 名の通った人も、そうでない人もいる。 彼らの中に見て取れるものは、 素朴、天真爛漫、自由自在、融通無碍、 輝ける神の似姿、悟った人、神人、マイスター...... 言葉や形容はいろいろ尽きないけれど、云うなれば、 自分には未だ顕われない恒久的な強さ、そして輝き。 そうありたい姿がそこにある。 彼らとの関係性の接点が消えても、 時が経ち、記憶は薄れ、評価が変わっても、 彼らから受けたエッセンスは魂の深奥に記録されている。 ヒーローがころころ替わるようであれば、 それはアイドル、偶像と云うべきだろう。 自己意識の中で、己の観念で、己が観たい側からだけ見れば、 そこにはアイドルが沢山生まれる。 その人の存在に、そのエナジーに、 関係性に満足できない時が訪れる。 アイドルは一見完璧に見える。 ヒーローは完全ではない。 そこに、ヒーローはいるだろうか。 意識がもっとも帰依する存在はどこに。 現実に、あるいはあなたの中にヒーローはいるか。 1996 bell お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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