ベルのしっとり粘着日記++

20年前の辰年にH君からもらった

龍の置物、清掃センターに持って行きました。

捨てました。

さようなら。

嫌いじゃないんだけれど。

別れ時なのだ。

寂しいので、最後に写真を撮った。

清掃センターの入り口には、

ドラえもんやらアンパンマンやらの主人が居なくなった、

自由なフィギアが並んでます。

ココ最近、部屋はずいぶん片付きました。

要らない家具やらなにやら、

全部清掃センターに持ち込みました。

１０Kgで８０円くらいで処分してくれます。

洋服も半分くらいになりました。

母からもらった革ジャンは修理に出しました。

旅行用のスーツケース、

ジッパーのつまみが取れているけれど、

充分使えるもの。

まだ着れる服を一杯に詰め込んで、

南千住で寝ているホームレスのお兄さんに

もらっていただいた。

お兄さんの横には中ハイの缶が転がっていて、

寒空の中寝ていたのを少し起こした。

腕時計はなんだか立派そうなのをしていたなぁ。

僕はメガネ以外なにも身につけないので

良し悪しはわかりませんが。

帰りがけに善いことをしたのか、

余計なことをしたのか、

さっぱりわからなくなったので、

考えるのをやめました。

ホームレスの方にも４種類います。

ブルーシートで橋脚や河川敷に家を構えている人たち。

テントを持っていて夜だけ公園に寝床を張る人たち。

ネットカフェや漫画喫茶、

あるいは健康センターで夜を過ごす人たち。

そして、なにも持ってないで建物の片隅で

過ごす人たち...

そういえば、「ホームレス中学生」読み終わりました。

図書館で６人待ちだったんですが、

図書館が新に何冊か購入してくれたらしく、

思ったより早く順番がきました。

あの本は彼の亡くなったお母さんへのラブレター。

最後の数ページで気がついたら、

涙が右の頬をつたっていました。