仕打人と『侍野球』 ~SAMURAI BASE BALL~
侍野球…嘗てパ・リーグの野球はこう称された。「やられたらやりかえす!!ぶつけられたらぶつけ返す!遊びでやってんじゃねェンだよ!!」しつこく、しつこく。創意工夫を凝らして、泥臭くとも野蛮でも、「勝ち」を目指す。(コレに選手の強烈なキャラや、知将三原監督の卓越した戦略を組み合せて圧倒的な強さを見せつけた西鉄ライオンズ=現・西武ライオンズ=の野球は「野武士野球」と呼ばれた!私の敬愛してやまない仰木彬氏や神様仏様稲尾様こと稲尾和久氏など、数多くの往年の名選手が在籍してたぞぅ!)このような精神って、今のバレーボールにはちょっと見られなくないでしょうか?全日本男子植田新監督が言ってた「スマートなバレーをしていたのでは世界には通用しない。選手たちには相手に噛みつき、倒そうとするくらいの気持ちや、粘りを出しきることを求めたい。そういうバレーが出せないと、私が監督になった意味はない」に通じるものはないでしょか??***********************************************野球ってのは、ぶつけられるとメチャ痛い!ヘタすりゃ大怪我だ!バレーで意識不明の大怪我とかあんまり聞かない。危険度が違うとそれに賭ける気合も違うのかな…。実は僕自身あんまりクリーンさというかスポーツマンシップを前面に出したスタイルってのはあんまり好きじゃない。勝負事…やっぱ究極的には「勝ち」と「負け」、「優」と「劣」を競うもの(もっと言うなら、「生」と「死」を決するもの)。勝つためのスキルを身につけるための過程に、体力増強や精神修養的な価値を見出した(というかこじつけた??)のが「道」であり、「勝負事」と「体力増強」や「精神修養」が絡みに絡んでこんがらがったのがスポーツや学校の部活動なんでしょう。体力増強や精神修養ってのは本来の「勝負」からの副産物的なもので、「勝ちにこだわる」ってのは体力増強や精神修養的な側面を超えたところにある、というのが僕の解釈です。「体力増強」や「精神修養」、大いに結構!でも、「勝ちたい」「勝ちにこだわる」って言うのならウェートの置き方を考えてほしい。だから、「反則」はしないけど、「反則スレスレ」はやるんでしょ??僕はそれでいいと思う。「出来る限りのことをする」ってのはそういうことだと考えてます。ダーティかもしれんけど、ええやん、反則ちゃうやん??嘗て言われた『人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグ』ってのはその差だったんじゃないでしょうか??確かに見た目は大して良いもんじゃない(^^;;バレーボーラーも、もっともっと勝負にがっついていいんじゃないでしょうか??日本のバレーボールに足りないものってそういう精神では?オーソドックスな、スマートなバレーしても勝ててないジャン??ってなワケで!目指せ侍バレー!野武士バレー!俺がチーム作るなら、そういうチームを作りたいな!*******************************************まぁ、飽くまで上記は僕の意見です。異論も沢山沢山あるでしょう!ってかないワケがないよね~(^^;;またご意見下さい!!…あんまり荒っぽく書き殴るのはナシね。hpは戦場じゃないので(^^;のんびり、話ましょうや♪