「勇気を持って、だれよりも早く、人と違うことをやれ。」
Be daring, be first, be different. - Ralph Waldo Emerson (U.S. philosopher, poet and essayist, 1803-82) 「勇気を持って、だれよりも早く、人と違うことをやれ。」 ラルフ・ウォルドー・エマソン (アメリカの思想家、詩人: ニューイングランド超絶主義の代表的提唱者。18歳でハーバード大学を卒業した。) 流石、詩人だ。この時代にあって、型破りな発想。なんと、現在では最も重要な発想だ。友人によると、エマソンはアメリカでは誰もが知っているほど現在でも有名のようだ。 ウィキペディアで少し調べてみた。 1832年のヨーロッパ旅行で、以下のような当時の重要人物と会っている。詩人のワーズワース、コールリッジ、経済学者のジョン・ステュワート・ミル、そして、歴史家のトマス・カーライル。 エマソンの親友は、詩人のソロー(やはり、アメリカ人なら誰でも知っているくらい有名)、小説「緋文字」で有名なホーソン。 エマソンは奴隷制度に反対で、1862年にホワイトハウスでリンカーン大統領に会っている! 時々思うのだけど、昔は詩人が社会で重要な地位を占めていたなあと。特に欧米ではそう。現在のような、ほぼ誰もが自由で平等な世の中とはほど遠かったからだろう。個人の存在(思想や想像・創造)が集団(体制)よりも重要だと叫ぶ人々が多くて、詩人がその先頭に立っていたからだろう。今や、詩人やその作品は人々の単なる飾りや、コマーシャルの格好の材料に成り下がっているような気がする。 そう、現在はことば(心)よりも物が人間世界を支配している。 だが、いつの時代にあっても、われわれは魂の籠もった人間らしいことばを話したいものだと思う。久遠晴人の詩集『新自然回帰線』(朱鳥社)へリンク ~人間は人間と自然に育てられて初めて人間になるとの信念を持ちながら、1990年前後より自然や自然保護の詩を書いています。半分が日英二カ国語です。応援していただけるととても嬉しいです。詩集は朱鳥社、楽天、Amazon など( BOOKMARKS ご参照を ) から、またお近くの書店からもお求めいただけますので是非とも宜しくお願い致します。「聞こえますか」~鳴り砂に寄せて ★詩集『新自然回帰線』よりの抜粋作品 「 国境 」 ★詩集『新自然回帰線』よりの抜粋作品 ( これらの作品の英訳は Freepage List をご覧下さい )