カテゴリ:まく
土木作業の現場ではなく、農作業の現場である。「丘の自然な形をいかした、他に例のない市民農園です」と言っていたのは、こういうことであったのだ。地面の傾斜が20度近くはあると思う。
これじゃ雨で表土が流れちまうだろうということで、仕方なく土の大移動を決行。排水路も確保。時間もないので苦土石灰を混ぜる。 それにしても野球ボール大の石のような固まりがゴロゴロで、コンクリート地をプラウ耕でもすればかくあるらんと思った。けれどここは土木現場ではない。 うりゃ~xxxx!と勢い良く土砂の大移動をした後には、近くの雑木林から雑草の根ごと土を運んできては土木現場の上に被覆していった。写真で枯れ枝が見えるのがそれ。はじめは枯れ枝一つない火星のような石の固まりであった。近所の空き地でさえもっと生命感がある。よくこんなにも乾いて荒れ果てた土が出来たものだと感心した。 根菜類がどうなるか楽しみではある。しかも元肥はなし。 はじめは枯れ枝でも炭にしておきたかったけど時間もないので苦土石灰だけは気持ちだけ混ぜた。あとどうするか。ラジノクローバーかアルファルファの種でも手に入ればそれを植えておきたいけど、来週休みがとれるだろうか、無理であろう。だいたい今日休みのとれたのが奇跡的であった。 土木作業のおかげで枯れ草マルチどころではなくなってしまい、もしかしたら雑草さえ生えないんじゃないか知らん。夏場がたいへん楽そうではある。 とはいえ、ここは区画された土地をそれぞれ何十人もが利用する市民農園なので、たぶん誰もが堆肥やらをガンガン入れてゆくと思う。結局、傾斜の上の人の表土が全部こっちに流れてくる。追肥どころではない気がする。もう、訳が分からない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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