古いバスタブを利用したビオトープ
今年誕生したクロメダカの水槽が大所帯で狭くなったので、古いバスタブを利用した住みかを作ってやることにした。完成した、広々とした?新居で泳ぎ回るクロメダカの親子。埋設前にバスの循環口を塞ぎ、新しくオーバーフロー防止の穴をあける。掘削後バスタブを水平に埋め込む。 排水栓が埋まらないよう、植木鉢の底をカットしたものを設置。 水生生物の隠れ家になる穴あきブロックを設置。その他の利用法として、大きくなる水生植物を底に地下に定植すると繁茂した時除去が大変なので、花や水草は植木鉢に植え、水深を植物にあわせて調節しながらこのブロックの上に置く。 バスタブの底に、メダカの餌となるミジンコやプランクトンがたくさん発生し、藻の根が伸長するための田んぼの土を3~5cm敷き均す。田土による濁水防止のための砂の投入。 更に押さえと、後日放流するミナミヌマエビの餌になる、毛足の短い藻の繁殖を兼用した砂利の投入。 クロモとエビモを適当な長さにカットして植栽準備完了。 睡蓮、ウリカワ、クロモ、エビモなどの水生植物の植栽。水深に変化を与えるためと、トンボが止まりヤゴなどが登るための朽ち木の設置。 ブロックの上に、鉢で水深を微調整して田んぼの雑草コナギを配置。単調な水深に変化を与える目的の他に、季節ごとに置く花や木を変えていく事で水辺も更に楽しめるのだ。コナギの淡紫色の花はとても綺麗。バスタブビオトープの完成。