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テーマ:今日のこと★☆(106257)
カテゴリ:大好き、ばっちゃん。
小さい頃、寝る時は二段ベッドの上か
ばっちゃんの布団にお邪魔してた。 なんでか、その頃も実母はいたはずなのに、一緒に眠った記憶はない。 冬になると、ばっちゃんは先に布団に入ってあっためてくれて 私を呼んで、自分の太ももにあたしの冷たい足先を挟んでくれた。 「冷たいだろうに、あっためちゃるけねぇ」 と、言いながら。 「おうおう、こんなに冷とうなって…」って。 そして冷え切った手も同様、握りしめてあっためてくれた。 冬、ばっちゃんと眠る時は特別な幸せだった。 少し大きくなって、ばっちゃんが冷たいでしょうって あたしもあったかいんだよって 自分のお腹にばっちゃんの手をお招きしたこともあったっけ。 「ひょぇぇ!ばっちゃん冷たかぁ!!」って言いながら ばっちゃんが今まで笑顔でしてきてくれたことを 子供ながらにいろいろ思ったりもした。 あたしが大人になって子供を持ち 子姫に同様の事をする ふと、そのばっちゃんとの記憶を思い出すと、泣きそうになったりもする。 モモに、子姫の冷たい足を挟むときは 冷たいという気持ちはない ただ、「あぁこんなに冷えて…寒いだろうに」と あの頃ばっちゃんが口にした言葉と同じ。 そうか、愛情ってこういう事だよね。 と、そう思う。 ばっちゃん、ありがとうを言いたいことが沢山ありすぎるよ。 子姫と千羽鶴を折っている。 最初はいろんなこと思って悲しくて泣けてきて、休憩が多かったけど… だんだんそういう事も少なくなってきて。 いろいろ思うものの、涙がにじんでも手を止める事はあまりない。 鶴を1000羽も折るのは 祈りを込めるというのもあるかもしれないけれど 自分の気持ちをその間の時間で少しずつ整理するためなのかも知れない。 子姫もチビ姫も、大人になって自分の子が生まれた時 同じようにあったかい気持ちでわが子を大事にしてほしいなと そっと、思います。 ********************************** 本家サイト→【蒼月の雫】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/04 12:56:54 PM
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