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カテゴリ:こんな事、あんな事。
久しぶりの驚愕事件ですね。
事件の核心が分からない状態でしたので、コメントを控えておりましたが、大凡製造上の管理の手薄をつく人為的な様相を呈して来ている様です。 (HACCPかんさん お返事が遅れました。大変申し訳なく、済みません。) 今回の事は、JTフーズさん始めの国内のメーカーさん達が全て悪い訳ではありませんが、生産シフトの構造上の問題点は色々多々残りそうです。 もう既に、デフレ構造から脱却すべき時期に来ていることは明白と思われますが、何方も何の工夫も対策もされていない事に起因している節もあります。 直接的な原因が人為的であれ、事故的であれ、それが今回の致命的な問題ではありません。 被害に遭われた方々にはお気の毒としか言い様がありませんが、安全・安心の保証が得られない構造上の問題は依然として解決致しておりません。 解決しない理由、1国内低自給率と中国への高依存度の構造。2海外シフトする根本理由が経済的な理由に限られている事。3消費者の代表者的発想でいながら、自分(企業利益と自己の手柄)の利益優先している大手小売業のマーチャンダイジングのお粗末さ(不正確さ)。等々、が思い浮かびます。 これは、生産を委託している国の人達への協力要請そのものも、どこまで本気であったのかさえ疑えます。「国内では製造コスト高いから、人件費の安い中国(あなたの国)に作って貰う事で、安い商品を仕入れば、消費者は何の疑問も持たずに購入してくれる。」という話(構図)で契約しているからに他なりません。 今までは、この構図でも悪くはなく、高い所から低い所に流れる理屈もありました。 でもこれからは、低い所から高い所にシフトさせる時代でもあります。それは価格の上でも、品質の上でも、意識の上でもです。 その構図が変わらないのであれば、これ以上の食品による危害が増えない事・危害を加える悪い工夫が為されない事を祈るばかりです。 これからは、ご自身の自慢できる所が勝負のポイントであり、出来ない理由をご自身の言い訳にできる時代ではありません。(私自身、反省。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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