テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:肉について
この記事の中で柴田氏は次のように語っています。 >「僕の教え子に、72歳の大学教授がいるのだけれど、 >彼は貧血で血液を専門にしている医者に見てもらっていて、 >ジョギングをして菜食主義、肉は摂らないというステレオタイプの >生活をしていたわけだが、僕が肉を食べるようすすめたら >血圧がみるみる上がってきて半年で治ってしまったよ」 赤字の部分がとぉ~っても不思議ですね? だって、最初に「貧血」と言っていて、最後には「血圧が上がった」 なんて言っている。変ですね。おかしいですね。 貧血=低血圧じゃあないんですよね。 そこんところを取り違えているのか、分かっていないのか、ワカリマセン。 以下に柴田氏の主張していることを抜粋して紹介します。 出典は『わかさ』2006年7月号です。 (以下には為谷の私見は差し挟まないことにしますね) >「百年で寿命が二倍に延びた日本人の秘密は肉の多食にあり、 >菜食中心の粗食は早死にする」 というタイトルの頁では、以下のように書いています。 >欧米人に低カロリーの和食がブームになっているのは、 >高脂肪食中心でカロリー摂取も大変多い食生活を >これまで何十年と送ってきたからです。 >欧米人の一日の総摂取エネルギーは3000キロカロリー以上。 >その結果肥満や心臓病が多発している。 >欧米人が肉や乳製品を減らして低カロリーの >和食を求めるのは一理あるでしょう。 >しかし、日本人の総エネルギー摂取量は2000キロカロリー前後。 >そんな日本人が肉や乳製品などの動物性たんぱく質や >脂肪を減らしたら、たちまち栄養不足となり、かつてのように >結核などの感染症による死亡や、脳卒中が多発するように >なるでしょう。 >昭和36年の日本人の平均寿命は、男性が65.32歳、 >女性が70.01歳で、先進国の中では下位でした。 >それは脳卒中による死亡の多かったことが一因です。 >ところが、昭和40年から米の消費量が減り、肉や牛乳、乳製品が >食卓に頻繁に上がるようになったころから、脳卒中も減りはじめ、 >昭和56年には死亡原因第1位の座をガンに譲りました。 >そして、ちょうどそのころ、日本は世界一の長寿国になったのです。 >日本で食生活の欧米化が進んでも心臓病が増えなかったのは、 >米を主食に肉や乳製品、魚や野菜、豆類、海藻類、穀類、キノコ >といったさまざまな食品をバランス良く食べるようになったからです。 >つまり、昭和50年以降の、適度に欧米化した和食こそが、 >日本人の長寿を作る原動力になたといっていいでしょう。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月04日 20時19分32秒
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