テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:塩パワーについて
>"塩化ナトリウム"って何ですか?
こんな説明があるサイトにありました。 >塩化ナトリウムとはナトリウムと塩化物が結合したものを通常私たちは塩として認識しています。 これ、日本語として変ですよね? 「塩化ナトリウムとはナトリウムと塩化物が結合したもの」 ということなのでしょうね? 一般的には「塩化ナトリウム=塩」と認識されているようですね。 飯野的にもっと分かりやすく説明すると、 塩化ナトリウムとは、塩の中のしょっぱい成分のことです。 >イオン交換膜製塩法だと、塩化ナトリウムが異常に多いから、×なのでしょうか? そういうことですね。 補足説明しますね? この前テレビで無人島で子供(小学三年~六年生)50人が生活する、 というのをやっていました。その中で、塩を作っていました。 その方法は、海水を鍋に入れて加熱して水分を蒸発させる、 というものでした。舐めた男の子が「しょっぺ~」って言っていました。 この方法ですと早く塩が作れますね?しかも海水中の塩の成分のバランスは そのままです。まさに天然の塩ですね。 しかし、塩を販売する目的で大量に生産し、しかも安価に供給するためには、 こんなことやっていられません。 そこでイオン交換膜製塩法が開発されたのでしょうね。 これは、 「電気エネルギーにより海水中の陽・陰イオンを移動させ、海水中の塩分を取り出す方法」 ということです。文字だけでは説明が難しいので、 一番分かりやすく図解してあるサイトを見つけたのでご覧下さい。 【イオン交換膜法の原理】 http://www.jti.co.jp/Culture/museum/sio/japan/ion.html ということで、イオン交換膜法ですと、ナトリウムイオン(Na+)と 塩化物(塩素)イオン(Cl-)を強制的にかき集めることになります。 ということは? ほかのミネラル分は排除されてしまうわけですね? イオン交換膜法による塩を「精製塩」と呼んだりもしますね? まさに精製されてしまっているわけですね。 砂糖も精製されたもの(=白砂糖)はよくありません。 お米も精製されたもの(=精米)はよくありません。 純度を高める、ということはもともとそこに含まれていた 体にとって有効な成分が排除されてしまう、ということですよね? 塩も同じなのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月07日 22時44分23秒
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