3798534 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2008年01月15日
XML
この記事は以下の記事の続きです。まだ読んでいない方は
http://plaza.rakuten.co.jp/shokuikublog/diary/200801130000/
こっち↑先に読んで下さいね?

翌朝。京極邸の庭がなにやら騒がしい。
ジェフが起きてくる。

ジェフ:おはようございます。朝からにぎやかですね!

京極:やあジェフくんおはよう。
   あんたのために鶏をしめとこう思うてな。

山岡:どうだいいい鶏だろう!?

ジェフ:(鶏を見ながら)へえ、これは旨そうだなぁ。

ゆう子:まあジェフったら、よだれのたれそうな顔をして!

ジェフ:ええ?えへへへ・・・。

山岡、京極、ジェフと三人で鶏を二羽しめる。

山岡:俺達ずいぶん残酷だな・・・・。
   鶏を殺すなんてさ。

ジェフ:何を言いたいのか分かりますよ!鯨を殺すのも
    鶏を殺すのも同じじゃないかと言うんでしょう!?
    それは違いますよ。鯨は人間の次に賢い動物だ、
    鶏や牛とは違います!!

山岡:ジェフ、その言い方はおかしいんじゃないか!?
   賢かったら殺してはいけなくて、賢くなかったら
   殺していいなんて!

ゆう子:そうよ。鯨だってこの鶏だって、同じ一つの
    生命であることに変わりはないわ。
    殺していいとか悪いとか、私たちが決める権利はないわ!!

山岡:賢いとか賢くないとかそんなこと、誰がどうやって決めるの!?
   そんなの人種偏見とか差別とかと、全く同じ考え方じゃないか!

ジェフ:人種偏見だって!

山岡:そうだよ、いかなる理由にせよ生き物の間に殺していいものと
   悪いものを決めることは、差別につながるんだ。
   しかも自分が殺していい側に属していると思いこんだ時、
   人間はこの上なく残虐になる。
   その考え方こそ人種偏見と差別のもとなんだ。

ジェフ:そ・・・、それじゃ山岡さんはなんなのさ!
    魚を食べ、牛肉を食べ鶏を食べ、その上それを
    旨いのまずいのと言ってさ!
    そんなの犯罪でしかないじゃないか!

山岡:そうだよ、俺はとても罪深い人間だ・・・。
   俺だけじゃない。ジェフも栗田くんも京極さんも・・・。
   人間という人間は全て罪深い存在なんだ。
   どんな生き物でも、どんなに小さな道ばたの雑草でも、
   自分が生きるためには一生懸命だ。
   生きたいと強く願う気持ちに、植物も動物も変わりはない。
   その命あるものを食べなければ、人間は一日とて
   生きていけない罪深い存在なんだよ。
   菜食主義差だって決して無罪ではない。
   牛を殺してもいいが、鯨を殺してはいけないなんてことが
   あるもんか!両方有罪だ!
   生命あるものを殺さなければ生きていけない人間が、
   生まれつき背負った罪なんだよ!

ジェフ:生まれつき背負った罪・・・。

京極:うむ・・・、仏教ではそのことを業と言うな。

山岡:そう・・・、人間は業というか生まれつきの罪というか、
   そういうものを背負ったとても悲しい生き物なんだ。
   その人間の本質を無視した捕鯨禁止論なんて、
   愚劣なたわごとでしかないんだよっ!

ジェフ:う、ううっ・・・。

ところで話は変わるんですけど、昨日「アース=earth)を見てきました。
例によって50歳以上の夫婦割り引きで二人で2000円でね?
よくぞ撮りましたね、という映像が満載でした。
その中には、肉食動物が獲物をとらえるシーンもありました。
よく撮ったなぁ、と感心します。すごいです。
でも残酷なシーンはありませんでした。


さて、草食動物は草(=植物)を食べます。業でしょうか?(つづく)

 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年01月15日 22時37分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[種差別・動物解放について] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

安食育夫

安食育夫

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

お気に入りブログ

白峰先生、最近の新… New! 鹿児島UFOさん

やっぱりお腹がちょ… かきつばた3672さん

11月中にはリホー… はなあそびさん

日本農村力デザイン… じんのすけ1971さん
坊るす日記 くじょるぱんさん

© Rakuten Group, Inc.
X