テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:牛乳・乳製品について
新谷弘実氏の『病気にならない生き方(1)』に牛乳批判が
書かれていたことから、牛乳論争が起こりました。 今は下火になりましたけどね? 新谷氏の言及に対して北海道大名誉教授(畜産化学専攻、農学博士)の 仁木良哉さん(74)=石狩市在住=から「科学的検証のない主張だ」 との反論が寄せられた。 ということで、j-milkのサイトに掲載されていますね。 http://www.j-milk.jp/topics/8d863s000006vdx1.html 私は科学者じゃないし、医師でもないから、難しい話は分かりません。 新谷、仁木両氏のやりとりも分からないことが少なくありません。 そこで、科学的根拠を抜きにして、 「牛乳を摂ってはいけない」 ということを考えてみませんか? とはいえ、まずは、新谷、仁木両市のやりとりから行きます。 ●印は新谷氏の言及で、そのあと>印が仁木氏の反論です。 ●牛乳は子牛が飲むもの。人間が飲むのは自然の摂理に反する > 子牛のための牛乳と食品としての牛乳の意義を混同している。 > 人類は牛を紀元前数千年前から家畜化し、牛乳を食べ物として利用してきた。 > 牛乳は気候条件や土壌に恵まれない国や地域の人々の命を支えてきた。 > この優れた食品である牛乳の利用がなぜ自然の摂理に反するのか。 仁木氏の言及に対して気になる点、おかしな点、ハテナ?の点を それぞれコメントしますね。 > 子牛のための牛乳と食品としての牛乳の意義を混同している。 私としては牛乳は子牛のため、と認識しております。 > 人類は牛を紀元前数千年前から家畜化し、牛乳を食べ物として > 利用してきた。 あ、仁木博士はご存じなんですね? 牛乳は「飲み物」としてではなく、「食べ物」として利用されてきたことが。 ここんところをはっきりさせないと誤解を招きますね? なんで仁木氏が「食べ物」と書いたか? 「飲み物」でありかつ「食べ物」だとしたら、 「食品」という表現が適切ですね? それを「食べ物」と書いています。 これは、ヨーロッパでも牛乳を牛乳のまま、つまり液体のまま 飲む習慣はなかった、ということなのですね。つまり、 液体の牛乳として飲むのはごく最近になってから、ということなのですね。 約150年前からのことなのだそうですよ?牛乳を飲むようになったのは。 そのことを知っていて、仁木氏は「食べ物」という表現をしたのでしょうか? だとしたらズルイです。ご本人に確認してみないことには分かりませんが。 ともかく、牛乳を飲料として利用した歴史は浅いのです。 > 牛乳は気候条件や土壌に恵まれない国や地域の人々の命を支えてきた。 植物性の食料が得られない地域の人には、生きるために牛乳が 必要だった。このことはその通りです。 だからといって、 > この優れた食品である牛乳の利用がなぜ自然の摂理に反するのか。 ということはおかしいと思うのです。つまり、元々牛乳や乳製品が 必要なかった民族にとっては今でも必要ないのです。ですから、 > この優れた食品である牛乳 という表現はとってもおかしいと思います。 つまり本来ヒトは植物性の食料を食べる動物です。 ところが寒冷地や乾燥地の民族は植物性の食料があまり得られない。 そこで、やむなく動物性の食料をも食べることで生き長らえてきた。 ということなのです。ヒトは雑食性もありますから、 それでも生き長らえてきた、ということなのです。 ですから、動物性食料は、ある意味やむを得ない非常食料であり、 代替栄養である、ということです。その代替栄養である牛乳を、 > この優れた食品である牛乳 というのは、私には解せないですね。とっても違和感を覚えます。 さらにはっきり言わせてもらえれば、 牛乳・乳製品を摂るようになったがために、 日本人にはそれまで超少なかった病気が超増えて来ちゃったのです。 (つづく) 牛乳には危険がいっぱい? カン・ジン・カナメの健康教室 1☆牛乳はモー毒?☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月26日 14時13分11秒
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