カテゴリ:牛乳・乳製品について
タイトルの新谷氏の言及に対して、仁木氏は次のように反論しています。
> 福岡県生まれの新谷氏は知らないかもしれないが、 > 北海道の北部で米はできない。しかし、牧草は育つ。 > 北海道の酪農家は厳しい気候条件の下、休まず牛を飼い、 > 牛乳を生産している。牛乳はチーズ、ヨーグルト、 > アイスクリームなどの形で世界中に「食の豊かさ」を提供している。 > あまりにも偏った見方で牛乳を有害な食物と評価し、 > 牛乳利用の選択肢を奪うような誤った情報発信はやめてほしい。 > 牛乳の理化学的性質の研究に50年近く携わってきた > 一研究者の切なる願いである。 飯野の素朴な疑問です。 新谷氏は「北海道の酪農家は・・・」と地域を限定したのでしょうか? 『病気にならない生き方』の1も2も見てみたのですが、 その記述が見つかりませんでした。ご存じの方、コメント下さいね? しかしながら、新谷氏が「北海道の」と限定したとは思えません。 つまり「全国の酪農家は大豆や野菜、米などを作るべきだ」 というふうに解釈するのが常識だと思うのです。 ところが仁木氏は、「北海道」と限定しています。 しかも「北海道の北部では」と述べていますが、 北部というのは北海道の中間点より北、と解釈できますよね? ところが米作の北限はもっと北の方に位置するのです。 美深町、というところが北限のようです。 ということは、北海道の大部分の地域で米が作れるということです。 さらに、北海道以外の酪農家だったら、農作物へ転向することは できます。酪農第2位の県はどこでしょう? 実は栃木県なのですね。 栃木県だったら農作物はなんでも栽培できますね? >牛乳はチーズ、ヨーグルト、 >アイスクリームなどの形で世界中に「食の豊かさ」を提供している。 「世界中」というのはあまりにも大袈裟ではないでしょうか? > あまりにも偏った見方で牛乳を有害な食物と評価し、 > 牛乳利用の選択肢を奪うような誤った情報発信はやめてほしい。 これに関しては私も言いたいです。 あまりにも偏った見方で牛乳を有益な食物と評価し、 牛乳不利用の選択肢を奪うような誤った情報発信はやめてほしい。 と。 戦後まもなくしてから、学校給食では子供たちに強制的に 牛乳を飲ませてきました。 現在でも米飯給食の日でさえも牛乳は毎日出す自治体がほとんどです。 そうして以下のような悲劇が繰り返されてきました。 乳糖不耐症をご存知ですか? http://plaza.rakuten.co.jp/villevalo1966/diary/200801290000/ > 牛乳の理化学的性質の研究に50年近く携わってきた > 一研究者の切なる願いである。 これに関しても言いたいです。 牛乳の理化学的性質の研究に携わってきたわけではないが、 牛乳は日本人が飲むべき食品ではない、ということを確信し、 日本人が牛乳神話の呪縛から解放されることが、 一健康管理士の切なる願いである。 と。 (つづく) 牛乳には危険がいっぱい? カン・ジン・カナメの健康教室 1☆牛乳はモー毒?☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[牛乳・乳製品について] カテゴリの最新記事
|
|