テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:給食について
どうやら給食費を上げる自治体が少なくないみたいですね。
以下の記事を速読でもいいですから読んで下さい。 太字は飯野が設定しました。それについてあとで言及します。 ====引用ここから==== 給食費値上げの春 2008年03月18日 給食は、子どもたちにとって楽しみの時間だ=1月24日、西郷村で 原油や小麦価格の高騰、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件が、 学校給食に影響を与えている。県内13市のうち福島市など7市は4月から、 小中学校で給食費の値上げをするか、またはその検討をしており、 郡山、いわきの両市は給食回数を減らす見通しだ。質を落とさず、 より安全で安心な給食を提供するため、各市教委は頭を悩ませている。 ◆質と安全、両立に悩む 7市が給食費の値上げを決めたか、検討しているが、 値上げ幅は1食あたり1~3円の会津若松市から、 最大25円で検討中の福島市まで様々だ。 「材料高だが、子どもたちには必要な栄養量を確保 しなければならない。質を維持するにはやむを得ないのだろう」 市内22カ所の小中学校で10~25円の値上げを検討する 福島市教委の職員は、こう話す。 現在の給食費は小学校が1食250~270円、 中学校が300円。値上げをすると小学校では、 児童1人あたり年間で最大4700円の負担増となる見込みだ。 今後、各校がPTA会などと協議して決めるという。 いわき市と郡山市では据え置く代わりに、 給食の回数を減らす方針だ。 いわき市は、給食日を従来の181日から10日前後 減らす方向で検討している。同市の場合、1食あたり小学校が 約229円、中学校が約267円で、県内では檜枝岐村に次いで 安いといい、実施されれば98年以来の実質的な値上げになる。 ■ 9市が「値上げ」や「回数減」に踏み切るのは、 原油や小麦などの価格高騰が原因だ。 農林水産省は4月から、製粉会社への輸入小麦の卸値を 30%引き上げる方針を固めている。原油価格の高騰は、 プラスチック容器や天ぷら油の価格、食材の輸送費などにも波及し、 コスト増に拍車をかけている。 各校に食材の一部を卸している県学校給食会によると、 来年度のおかずの仕入れ値は今年度比で平均6%値上がりすると見込む。 同会は、各校への卸値に反映させるかどうか検討中だが、 職員の1人は「民間の食品会社の方が、価格転嫁は激しいだろう。 影響を受けるのはやむを得ない」と話す。 1月に発覚した中国産冷凍ギョーザによる中毒事件の 影響を指摘する声もある。 自校で給食を作っている小学校5校が、1食あたり1~10円の 値上げを決めた二本松市。市教委は「より安全で安心な給食を 提供するためにはやむを得ない対応」と話す。ギョーザ事件以降、 「食の安全」は家庭の大きな関心となった。各校は、割高でも なるべく国産の食材を使うなどの対策をとっており、コスト高の 要因の一つになっているという。 ■ とはいえ、家計への負担は軽くはない。地元農家と提携し、 食材を安値で買い入れることで「質」と「価格」の両立を図る市もある。 須賀川市は、弁当を給食に切り替えるために値上がりする 中学校もあるが、分校を含めた小中学校27校のほとんどで 据え置きの方針だ。市教委は「地産地消」を合言葉に、 地元産の野菜を積極的に給食で使う取り組みを、03年度から 本格化させてきた。「須賀川地産デー」と称し、地元のJAも 協力する。市教委の担当者は「市場に出回る旬な地元産の 野菜などを使うことで、かえって安価に仕入れることができた」 と話している。 本宮市も据え置きだ。にんじんやネギなどの食材は、 青果市場を通さずに地元の直売所で調達するなどして、 コスト抑制に努めるという。 【出典】y http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000803180004 ====引用ここまで==== 発想を変えませんか?(絶対変えないと思うけど書きます) 必要な栄養量を確保 現代栄養学では栄養バランスを考えていろんな食材を食べる、 ということになっています。 しかし、パン食を一切やめて、完全にご飯にして、 ご飯に合うおかずを出したら、 給食費値上げはしないですむのではないでしょうか? ご飯に合うおかずは日本の伝統食です。 そこには牛乳はいりません。肉類もいりません。 乳製品もいりません。これだけでも食費は浮くことでしょう。 給食で味噌汁を飲ませてあげたいですね。 子どもに肉を食べさせたい、牛乳・乳製品を摂らせたい、 という親御さんは、家で食べさせればいいだけです。 回数を減らす これはとってもいいことだと思います。 できたら給食は自由化してほしいと思っています。 輸入小麦 食育では「地産地消」を教えておきながら、輸入小麦ですか? なるべく国産の食材を使う 今までは輸入食材をバンバン使っていたって事ですね? 給食は強制ではありません。 任意なのです。お子様に給食を食べさせたくない、という場合は、 勇気を持って学校の責任者と相談しましょう。 1人ではどうも、勇気が湧かない、という場合は、 同じ考えを持っている親御さんを捜しましょう。 かならずやいますから。 そういう方たちといっしょに掛け合ったらいかがでしょうか? 参考になる書籍を紹介します。 『ぼくは給食を食べていません』 著者は富田 麻予さん。ご自分の息子さんを幼少の頃から ベジタリアンとして育て上げました。 幼稚園、小学校、中学校と、給食は食べさせませんでした。 そのノウハウはとても参考になります。 残念ながら楽天ブックスでは売り切れなので、 アマゾンで検索して下さいね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月30日 20時36分12秒
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