テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:ご飯パワー
幕内秀夫さんが、吠えています。
みなさんの自治体では給食費値上げの動きはありませんか? 幕内さんが書いたタイトルのチラシの一部を紹介します。 (太字が引用です) パン給食が米離れをつくってきたより 米の消費量は、昭和37年をピークに長期的に減少してきました。 昭和37年には1人当たり年間119キロ、平成14年には 62.7キロと、わずか半世紀で半減しています。パンやラーメン、 パスタなど、主食の選択肢が増えたことが理由の一つであることは 言うまでもありませんが、もっとも大きな要因となったのが、 家庭の朝食にパン食が定着したことです。 ではなぜ、パン食がそれほど浸透したのでしょうか。 背景は様々ですが、地域や家庭環境など個別の状況に かかわらず、私たちが影響を受けてきたことに学校給食の パン食があります。多くの日本人は、「教育」という名の下で 行われる学校給食によって、パン食を覚えさせられてきたのです。 米の消費が半減する間、パンに合う食肉加工品や乳製品、 油脂類などの消費は増え、伝統的な食品や調味料などの 消費が減りました。パンに梅干しやこんにゃく、納豆、焼き魚、 野菜の煮物などは合いません。パンを食べながらお茶を飲む人も 少ないでしょう。パン食が増えた結果、米の消費が減っただけでなく、 日本の食料自給率も39%にまで落ち込んだのです。 戦後の学校給食は、脱脂粉乳とコッペパンが中心でした。 当時の食料事情は厳しく、それでしかたなかったかもしれません。 しかし、今は違います。日本人の主食を守ってきた稲作農業が 米価の大暴落で苦境に立たされている中、なぜ、学校給食費を 値上げしてまでパン給食を続けるのでしょうか。しかも、 ほとんどの自治体は、「食育」や「地産地消」の予算を 設けています。米の生産地では、朝食欠食の改善を目指した 「めざましごはんキャンペーン」など「米の消費拡大」のための 予算も使っているはずです。 こんな矛盾をいつまで続けるのか、各自治体の首長や教育関係者の 方々には、本気で考えていただきたいと思います。 全文は以下からダウンロードできます。 http://www8.ocn.ne.jp/~f-and-h/kyusyoku/img/kyusyokuhi-2.pdf この文章は自由に使ってかまわないそうです。 もしあたなの自治体で給食費値上げの動きがありましたら、 これを使って反対して下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月03日 20時04分58秒
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