カテゴリ:食育について
主人公の結城玄米は国木田大学農学部講師。
しかしながら学部長にとってはお荷物なのだ。 最初の授業で糠漬けの樽を持っていく玄米。名字は「結城」。 文字に書かないと「有機玄米」と思われる。 学生達に、 「みんなは普段漬物は食べるかい?」 と質問する玄米。学生達の答えは・・・・、 「食べないです」 「食べません」 「同じく」 「食べないです」 玄米:そうか寂しいなあ。これは僕が大事にしているぬか床でね。 学生:ああ・・・、婆ちゃん家にあったな・・・。 でもこのニオイがねえ・・・・。 玄米:かぐわしいニオイだろ?ぬか漬けってのは 日本が世界に誇る発酵食品なんだ。 ということで、ぬか床をつくる授業を展開する玄米。 そこへ農学部学部長・江戸川がやって来る。 江戸川:ここがニオイの元ですね!? 結城先生、このニオイなんとかなりませんか? 玄米:え・・・・、なんとかしろと言われてもぬか味噌は臭うものなので・・・・。 江戸川:そもそもなんでぬか漬けなんかつくってるんですか!? 家庭科の授業じゃないんですよ! ちゃんと食文化史の授業をやってください。 玄米:食文化の研究というのは何も物珍しい食べ物を 追い求めるだけじゃありません。 普段食べている物の成り立ちを知りより深く理解する事・・・。 これも立派な食文化の研究です。 江戸川:そりゃそうかもしれんが・・・・、しかしだね・・・。 玄米:その研究のためには自分でつくってみるのが一番いい。 ぬかのニオイも知らずにぬかの文化はわかりませんよ。 江戸川:う・・・・・。 学生達は次第に玄米に影響されていく。 実に面白い。実に痛快だ。とってもためになる。 たかが漫画と言うなかれ。これこそまさしく食育漫画ですよ。 ぜひぜひお子様にも読ませてあげて下さい。 【出典】 あ、これも食育漫画だよ。『マンガでわかる〈食育〉』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月13日 18時34分10秒
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