テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:難病
まずは筋萎縮症とはどんな病気でしょうか?
====引用ここから==== 脊髄性進行性筋萎縮症とは 脊髄性進行性筋萎縮症とはspinal progressive muscular atrophy:SPMAの訳であり、 脊髄性筋萎縮症(SMA)とも呼ばれます。主に脊髄前角の運動神経細胞が変性し、 全身の筋力低下と筋萎縮が徐々に進行性に悪化する病気です。 SPMAは同じ原因による単一の疾患ではなく、遺伝性のほか非遺伝性のものもあり、 発症年齢も乳児から成人まで広範にわたっています。現時点では大きく、 ・常染色体性劣性遺伝を示し、乳児~小児に発症する狭義の脊髄性筋萎縮症 (I 型:重症型、II 型:中間型、III 型:軽症型)、 ・伴性劣性遺伝を示し、成人に発症する球脊髄性筋萎縮症、 ・成人に発症し、下位運動ニューロン徴候のみを示し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と ほぼ同一疾患と考えられている群(以下、成人発症のSPMAと呼ぶ)、 の3群に分けられます この病気にはどのような治療法がありますか? 残念ながら現時点では、明らかに症状を改善させたり進行を阻止できる薬は 実用化されていません。症状の進行に応じた運動療法とともに、 誤嚥予防や感染予防などの生活指導を行います。成人発症のSPMAに対しては 筋萎縮性側索硬化症に準じて治療します。 【出典】難病情報センター http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/060.htm ====引用ここまで==== 山口卓夫さんは1978年ごろに、ソフトボールをやっていて 一塁に走ったときに途中で転びました。 走る動作に違和感があったため、近所の整形外科で診察を受けました。 いろんな検査をやった結果、脊髄性筋萎縮症と診断されました。 主治医からは「治療の方法はない」と言われたそうです。 この病気は全身の筋力の低下と筋萎縮が同時に進行していき、 寝たきりになる例も少なくないとのこと。 しかしながら、なにもしないわけにもいかず、薬を服用し、 民間療法も試してみたそうです。 しかし筋肉が壊れるおそれがあるため運動不足になり、ビールの晩酌などで、 次第に体重が増加していき、体調および気持ち的にも悪くなっていき、 「このままじゃ長生きできないな」とも思うようになったそうです。 ところがラジオ番組がきっかけで甲田光雄医師の存在を知り、 診察を受けることができたのです。 最初の診察が1986年12月のこと。 その後の食事療法やその経過はあえてはしょります。 山口さんは現在60歳(または61歳または62歳)です。 ご自身は次のように語っています。 「玄米生菜食を真剣に続けた結果、進行性の難病といわれている 筋萎縮症にかかった私が、進行を止めることに成功し、 元気に定年まで仕事を続けることができました。 これもすべて甲田先生のおかげです」 しかしながら、山口さんは少しいい加減なところもあったと、 後に甲田医師が話しています。以下は甲田医師の話。 「山口さんが甲田医院で治療をうけられるようになってから早20年も たっています。しかし、不思議なことに進行性といわれる筋萎縮症なのに いっこうに進行しないのです。それどころか、少しずつ元気になって 会社へも通勤できるようになったのです。そして昨年(2006年)、 定年退職されました。本当におめでたいことです。 (中略) あるときは、暑い夏でアイスクリームがほしくなり、それを 毎日食べたところ、病状が急に悪化し、歩けなくなってしまったのです。 これに驚いて、また正しい生菜食に戻ったところ、 病状は好転し、よく歩けるようになりました」 食べ物の影響って本当に大きいんですね? とくに病気がある人にとっては大変な影響です。 甲田医師は最後に次のように述べています。 「もし、全国の同じ病気の患者さんがみな、この生菜食による 超少食を実行されたら、さぞや大きな高価が現れるのではないかと 期待しています。その結果、現代医学の専門家たちも、 この療法に関心を抱くようになるでしょう」 【出典】奇跡が起こる「超少食」 現在難病の方はもちろんのこと、 そうでない方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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