テーマ:肺癌患者あきらめるな!(565)
カテゴリ:癌?
森垣奈津子さんは1965年、30歳の時に甲状腺癌にかかりました。
即手術をして癌を切除しましたが声も失ってしまいました。 その後ヨガによる健康法を実践しました。 ヨガの師に言われました。 「声が出るようになりたければ、人にヨガを教えよ!」 と。 1975年、神戸に「森垣ヨガ学院」を設立しました。 ところが1985年にこんどは両肺に肺ガンが見つかりました。 医師からは手術か抗ガン剤治療か放射線治療を受けるように言われましたが、 森垣さんはそれを拒否しました。 甲状腺癌のときに抗ガン剤治療を受け、その副作用に苦しんだ 経験があるからです。 「こんな治療は百害あって一利なしだ」 と実感したそうです。だからもう癌の三大治療は受けない。 それで甲田光雄医師の「生菜食療法」を試してみようと思い立ち、 1985年12月に甲田医院へ行きました。 ところが森垣さん、甲田医師から手渡された処方箋を見て、 「こんな小鳥の餌のような食事をするなんて・・・・。こんな 超少食は私にはとてもできない!」 と、正直なところ思ったそうです。 その処方箋をもらったあとに説明会があったのですが、 「私は絶対にいできない」と思って途中退出しちゃうんですね。 出口まで行くと1人の男性が追いかけてきてこういう会話をしました。 「なんで帰られるのですか!?」 「いや、もう私は無理だと思いますから」 「来週、ガンと仲良くする会で体験発表があるから、 それにぜひいらっしゃい」 一週間後森垣さんはその会場へのこのこと出かけるわけです。 その時の心境をこう語っています。 「こんな尋常ではない食事療法をやっている人の顔が見たい」 その気持ちわかるわかる。(笑) 会場でいろんな癌患者の、生菜食で良くなった体験談を聞きました。 そして最後に甲田医師がトオル君(昨日の記事に登場)を紹介するんですね。 「そこにいるトオル君、前に出てらっしゃい」 ヒョロヒョロもやしのような筋ジストロフィー症の幼稚園児の トオル君が、お母さんに付き添われて前に出てきました。 甲田医師:トオル君、生菜食はもうやめるか? トオル:ぼく、生菜食、続けます! この時の気持ちを森垣さんは次のように述べています。 「私は驚きました。小さな食べ盛りの男の子が、真剣な表情で 『続けます!』と決意表明する姿を見て、自分が本当に 恥ずかしくなりました。 ヨガを通して、人様に健康法を教える立場にありながら、 処方箋を見ただけで逃げ出した自分を情けなく思いました。 そして、甲田先生の超少食療法を、信じないで、疑わないで、 確かめてみることにしたのです。この 『信じないで、疑わないで、確かめてみる』というのは、 ヨガで学んだ考え方です。トオル君に心を動かされた私は、 『とにかくこの治療法を、自分で確かめてみよう』と 固く決意しました。」 そうして森垣さんは1986年から生菜食療法を 本格的に始めました。 しかしながら、その後も紆余曲折があるのですね。 その話は次回にね? あ、そうそう、『信じないで、疑わないで、確かめてみる』というのは、 ぼくも実践しています。 ぼくの健康セミナーでも冒頭で必ず話しています。 だって、みなさん安易に信じちゃったり(みのもんた症候群?)、 逆に本当のこと言っても「そんなことありえない!」って、 端から否定しちゃうんですからね?それで 「ぼくの話もマユにツバをつけながら聞いてください」って言ってます。 【出典】奇跡が起こる「超少食」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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