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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2008年09月19日
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カテゴリ:肉について
「元気で長生きするには肉と魚を1体1の比率で
米よりも優先してとり、牛乳も毎日飲め」

ということをおっしゃる方がいます。
人間綜合科学大学教授・熊谷 修(くまがい しゅう)氏です。

確かに日本人の平均寿命は延びました。
熊谷氏は、次のように述べています。

>日本人の平均寿命が大きく延び、世界一の長寿国となり得たのは、
>肉や牛乳、卵や油脂などを積極的に食べるようになった結果です。

それで、粗食の弊害として、

「免疫力が低下して感染症にかかりやすくなる、
それによって、死期を早める原因にもなりうる、
老化を速める、感染症にかかりやすくなる」

と述べています。

それで熊谷氏たちの研究グループでは長寿を実現するには
どんな食事を取ればよいのか、ということを発表しています。
以下がそれです。

====引用ここから====
【老化遅延のための食生活指針】

1.3食のバランスをよくとり、欠食は絶対さける
2.動物性たんぱく質を十分に摂取する
3.魚と肉の摂取は1:1程度の割合にする
4.肉は、さまざまな種類を摂取し、偏らないようにする
5.油脂類の摂取が不足にならないように注意する
6.牛乳は、毎日200ml以上飲むようにする
7.野菜は、緑黄色野菜、根野菜など豊富な種類を毎日食べ、
  火を通して摂取量を確保する
8.食欲がないときはとくにおかずを先に食べごはんを残す
9.食材の調理法や保存法を習熟する
10.酢、香辛料、香り野菜を十分に取り入れる
11.味見してから調味料を使う
12.和風、中華、洋風とさまざまな料理を取り入れる
13.会食の機会を豊富につくる
14.かむ力を維持するため義歯は定期的に点検を受ける
15.健康情報を積極的に取り入れる

【出典】「元気で長生きのための食生活」の実践例を教えてください。
http://www.tmig.or.jp/J_TMIG/j_topics/topics_1882_2.html
====引用ここまで====

ではこれをベースにして安食育夫が
正しい「老化遅延のための食生活指針」になるように、
改変しますね?

1.3食のバランスをよくとり、
  →「3食のバランスをとる」という表現自体が意味不明

  欠食は絶対さける
  →空腹感がなかったら絶対に食べるな

2.動物性たんぱく質を十分に摂取する
  →動物性タンパク質は極力摂取しない
   摂取するなら魚介類から

3.魚と肉の摂取は1:1程度の割合にする
  →魚と肉の摂取は1:0の割合にする

4.肉は、さまざまな種類を摂取し、偏らないようにする
  →肉は、どんな種類のも摂取しないようにする

5.油脂類の摂取が不足にならないように注意する
  →油脂類(抽出した油)はできるだけ摂らないように注意する
   (油脂類は食品から必要量摂ることができる)

6.牛乳は、毎日200ml以上飲むようにする
  →牛乳は、一切飲まないようにする
   さらに乳製品も一切摂らないようにする
   とくに食品に添加されている場合も多いので
   原材料名を良く読んで確認する
   (例:食パンにも脱脂粉乳が添加されている)

7.野菜は、緑黄色野菜、根野菜など豊富な種類を毎日食べ、
  →同感です

  火を通して摂取量を確保する
  →生で食べられる野菜はできるだけ生で食べる
  
8.食欲がないときは
  →食欲がないときは食べない

  (少しは食べられるときは)
  とくにおかずを先に食べごはんを残す
  →とくにごはんを先に食べおかずを残す
  
9.食材の調理法や
  →調味料(特に砂糖)をあまり使わない調理法や
 
  保存法を習熟する
  →食べきれるだけ調理してできるだけ保存はしない

10.酢、香辛料、香り野菜を十分に取り入れる
  →酢は冷え性の原因になり得るのでほどほどに
   香辛料もほどほどに
   香り野菜ってなんなの?
   あ、春菊とかね。旬のものなら十分に取り入れてOK
   あ、香りのない野菜も旬のものを摂りましょう

11.味見してから調味料を使う
  →ベテランだったら味見せずに調味料を使う
   (どちらでもいいことです)

12.和風、中華、洋風とさまざまな料理を取り入れる
  →和食中心にする(中華、洋風は食べたくても週一回位にする)

13.会食の機会を豊富につくる
  →会食の機会は極力つくらない
  (会食=外食と解釈して、欧米食に偏りがちになるから。
   食べ過ぎてしまいがちになるから。
   ただし、自分は何を食べるかが分かっている方は
   この限りではありません)

14.かむ力を維持するため義歯は定期的に点検を受ける
  →その通りではあります・・・が、
   義歯が前提であることのように書いていることが
   気に入らないですね。
  
  →かむ力を維持するため義歯を入れることにならぬよう
   歯を大切にしましょう

15.健康情報を積極的に取り入れる
  →間違った健康情報が氾濫しているので、
   むしろ取り入れない方がいい。
   この【老化遅延のための食生活指針】こそが
   間違った健康情報の良い例です。
   正しい健康情報は、当ブログ、
   『食育が危ない!健康アンバランスガイドで健康食卓
   から取り入れて下さいね?


★熊谷修氏の著書。参考までに目次だけでも読んで下さいね?★






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最終更新日  2008年09月19日 21時56分36秒
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