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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2008年10月19日
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カテゴリ:ご飯パワー
ちまたには「ご飯(=米)は太る」という神話があるみたいで、
若い女性の中にはご飯をほとんど食べない人がいるという。
ご飯の代わりに、パンやパスタ、麺類を食べているらしい。
「そういう食事こそが乳がんを発症させているのだ」
と警告しているのは管理栄養士の幕内秀夫さんですね?

実はその、太ると思われているご飯で
ダイエットを指導している方がいるんです。
管理栄養士の平野美由紀さんは、モデルスクールで食事の指導をしています。
モデルスクールということは、モデル志望の若者が集まっています。
そこには体重を落とさないといけない生徒もいます。
平野さんは、体重60kgの女子を 4ヶ月で48kgにするというのです。
1ヶ月3kgの減量です。
これは非常識な数値ではないでしょう。
でもその方法が非常識なのですね。
では、平野美由紀さんはどうやってダイエットさせるのか?

ご飯を食べさせる

ということです。

「え?ご飯って太るんじゃないの?」

って思う方、いるかもしれませんね?
でもそうじゃないんです。
平野さんは、

朝食におにぎりを食べてね

と言うのだそうだ。
なんでこんな指導をしているのか?
平野さん自身の体験からの悟りなのですね。
平野さんは大学入学時には168cmで86kgあり、
明らかにデブ肥満体!
ではどうやってダイエットしたのか?
平野さん自身の言葉を紹介しましょう。

「ご飯はほとんど食べずに、肉や魚、野菜ばかり
食べていて、1日に5000kcalも取ってました。
食べすぎ、と健診で指摘され、1回の食事でご飯を 150g、
3回で計 450g食べるようにしたら、体重が 2ヶ月で16kg減り、
ちゃんとした食生活の大切さを実感した」

ということなのですね?
その経験からモデルスクールの生徒達にも
ご飯を食べさせている訳なのです。

「痩せたかったら米を食え!」

ということですね~?

最後に平野さんの言葉を読んで下さいね?

「ご飯をちゃんと食べないと精神が不安定になり、
学校に来られなくなる子がでます。
おにぎりを食べると手足が温かくなり、血行も良くなります。
生徒はどうしてもカロリーを減らそうとするのですが、
それでは血行が悪くなります。ご飯を食べると生き生きして、
メークもうまくいく。ご飯をちゃんと取る食事で、
1クラス40人の生徒の半数が目標の体重になります。
日本人は情報に振り回されやすく、自分を見失い、
米離れも進んでしまう。変な情報に流され、
誤ったダイエットで若い女性が自分で自分を苦しめている
のを見ると、悲しくなります」

平野美由紀さんの著書『マイセルフダイエット』

幕内秀夫さんの著書『ごはんで勝つ!』





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最終更新日  2008年10月19日 21時04分12秒
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