テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:砂糖について
最近、砂糖に代わる人工甘味料がたくさん出回っていますね?
「砂糖はカロリーも高いし、血糖値を急に上げちゃうしで、 やっぱり体には良くないのよね。 だから私は人工甘味料を使ってるの。 砂糖より低カロリーだし、安心して摂れるもの」 本当に安心なのでしょうか? まずは、2008年10月11日付けの 読売新聞の「健康プラス」から、 見てみましょう。以下、「>」印付きは新聞記事からの引用です。 > 肥満やメタボリックシンドロームが気になる人は、 > 砂糖以外の甘味料を上手に利用すると良い。代表的なのは、 > キシリトール、マルチトール、エリスリトールなど > 「糖アルコール」と呼ばれるもの。ブドウ糖や果糖などに > 水素を添加して作る。 ギョエ!? 水素添加? あのマーガリンも植物油脂に水素を添加して作るんだったよね? マーガリンとは違って安全なのかもしれないけど、 あたしゃ「水素添加」と聞いただけでなんだか摂取したくないなぁ。 この新聞記事の最後には以下のような記述があります。 >一時期、発がん性が疑われたことも あったが、 >現在市販されているものは、安全性が確認されている。 ということですので、気にせず先に進みましょう。 > 血糖値を急激に上昇させない・・・ あれ?このシリーズの10月8日の記事では、 >砂糖はブドウ糖と果糖が1個ずつ結合しただけなので、 >食べると数十秒で分解され、血管を通って全身に運ばれる。 >これに対してデンプンは、何万個もの分子が結合しており、 >分解するのに時間がかかるという。 と書いてあります。 どっちがいいんだろう? > 虫歯の原因にならないことも、健康にプラスになる。 つまり砂糖は虫歯の原因になるってことね? 10月8日の記事では、 >砂糖が分解してできるブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源だ。 >筋肉や他の臓器は脂肪やたんぱく質もエネルギーとして使い、 >余ったブドウ糖は肝臓などに蓄えられるが、脳はほとんど蓄えられない。 >「生命維持や記憶など高度な役割を担い、どの臓器よりも >多くのエネルギーが必要な脳にとって、砂糖は即座に役立つすぐれもの」 と、砂糖を礼賛していたのですが・・・・。 こっちの記事では人工甘味料を礼賛している。 本当はどっちがいいの?砂糖と人工甘味料と。 さらに、 > 糖アルコール以外に、たんぱく質などから化学的に > 合成された「高甘味度甘味料」もある。 とうことだよ? どんなものなんだろう? > アセスルファムカリウム、アスパルテーム、 > スクラロースなどで、甘味度が砂糖の200~600倍も > あるので、少量で甘みが得られる。 へえ、化学的に合成したんだ。 少量でいいのならさらにカロリーを摂らないです済みますね? > これらの甘味料は、缶コーヒー、炭酸飲料、 > スポーツドリンク、ゼリー、ヨーグルト、あめ、ガムなど、 > 様々な商品に使われている。コーヒーや紅茶に入れたり、 > 料理に使ったりする甘味料も、粉状と液状の両方がある。 > どちらも、持ち運びに便利なように小分けした商品があり、 > 使いやすい。 と、人工甘味料はいいことずくめ。 そして最後に、 > また、一時期、発がん性が疑われたこともあったが、 > 現在市販されているものは、安全性が確認されている。 > 安心して日常生活に取り入れることができそうだ。 【出典】 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/plus/20081011-OYT8T00406.htm と、安全性を強調して記事を結んでいます。 その安全性の根拠はなんなんだろうね? (つづく) 関連記事ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/hirokohjiclinic/diary/200802260000/ 知ってはいけない!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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