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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2009年03月13日
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カテゴリ:食育について
げっそりとやつれた顔をして出勤した。
飛沢になにがあったのだろう?

(美食倶楽部にて)
雄山:私もこの本は読んだ。
   その上安部氏ご本人からも話をうかがって衝撃を受けたのか。

飛沢:はい。僕が一番衝撃を受けたのは、「添加物の濫用は
   人々の価値観を壊し親子関係を壊し家庭を壊す」
   という意見です。そんな現状での「究極のメニュー」
   作りは、浮世離れしていて意味がないと思ったんです。

雄山:ふうむ・・・、「究極のメニュー」に意味がないなら、
   「至高のメニュー」も同じく意味がないな。
   
飛沢:そ、それは・・・。

雄山:まだ絶望が足らんな。

飛沢:ええ!?

雄山:これを読め。

と、渡されたのが『変わる家族変わる食卓』

雄山:これを読んで、日本の社会と食に
   徹底的に絶望することだ。

飛沢:1960年以降生まれの主婦を持つ家庭を対象にして、
   1998年から2002年まで111世帯の2331にわたる
   食卓の実情を記録したものだ。

難波:ご本人からいろいろお話をうかがいたいで。

というわけで飛沢と難波は著者の岩村暢子さんを会社に訪ねる。

飛沢:家族が食卓に着く時間がバラバラだったり、
   同じ食卓を囲んでもバラバラなものを食べていると
   書かれていて驚きました。

岩村:2008年現在ではその「バラバラ食」がさらに変わって
   「勝手食」になりました。
   家族それぞれが食べたいときに勝手に冷蔵庫の
   中のものを食べるんです。

難波:ひゃあ!勝手というより無茶苦茶や。

飛沢:どうしてこうなったんでしょう?

岩村:まず、個の尊重と葛藤回避があげられます。  
   個の尊重というと崇高に聞こえますが、実態は、
   親が作った献立を子供が嫌がると子供の好きな
   物を勝手に食べさせる。

難波:なんで子供の好き勝手にさせるんでっか?

岩村:そこが葛藤回避です。
   食卓での躾は楽しさを壊すから決してしない。

飛沢:躾をしないんですか!?

岩村:バラバラ食も2000年以降は料理を作らないで買ってくる
   家庭が増えています。例えばウナギ、フライ、コロッケ
   など、各自好みの惣菜を買ってきて夕食にするとか・・・。

飛沢:安部さんがおっしゃっていたな。子供は料理をする親の
   背中を見ることがない。
   そんな生活の中から、「おまえはいらない。
   買いに行けばどうにでもなる」と親に怒鳴るような
   子供が出てくるのも無理はない・・・・。

このあとも岩村さんは衝撃的な例を話してくれています。
続きは【出典】を読んでくださいね?

食育が一番必要なのは親御さんですね?

【出典】






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最終更新日  2009年03月13日 21時55分57秒
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