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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2010年12月31日
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カテゴリ:給食について
ニューヨーク市の校内カフェテリアの大規模調査の続きです。

2日目には1年目の変更に加えて、合成着色料や
合成甘味料を使った加工商品が彼テリアから一掃
されました。その結果、平均点はさらに51点
にまで上昇。調査開始前の成績に比べると
13点もアップしたことになります。
3年目は何も変えず、あえて2年目と同じ内容の
食事を続けたところ、平均点も2年目と同じ
51点でした。
そして調査最後の4年目は、合成保存料を添加している
加工食品をシャットアウトしました。すると平均点は
再び上がり、55点に達しました。
この調査の分析にあたったアレキサンダー・シュラス氏が
次のような証言を残しています。

「ニューヨーク学区はこの4年間に教師の給料を上げた
わけではなく、教師1人あたりの学童数を減らしたわけでも、
カリキュラム(教育課程)の内容を変えたわけでも
ありません。変えたのは、学校内のカフェエリアの
食事内容だけです。
にわかには信じがたいことですが、『食事のパワーが
学力試験のスコアを押し上げた』といわざるを得ません。
今ではカフェテリアで食事をする子どもたちが、
成績面で学校のトップグループを形成しています。
カフェテリアを嫌って家から弁当を持ってくる子ども
たちより、平均点が11点も上なのです」

家から持ってくる弁当というと、日本では、
「手作りのおかずが何種類も入って、栄養バランスが
とれているんだろうな」と想像しますが、アメリカの、
しかも多くの主婦が仕事を持っているニューヨークでは
違います。パンにハムあるいはジャムを挟んだだけの
簡単なサンドイッチ、ファストフード点と変わらない
市販のハンバーガー&フライドポテトなど、調査以前の
校内カフェテリアと似たような内容の弁当がほとんど
なのでえす。子どもたちにとっていかに食事が大切か、
膨大なデータを素に実証して見せた、貴重かつ有意義な
調査であったといえます。

【出典】
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか

幕内秀夫さんの変な給食が出版されて、
マスコミにも取り上げられるようになり、給食に対して皆さんの目が
少しは向くようになったと思います。
しかしながら、給食だけではないんですね?
高校・大学などの学食の内容はいかがでしょうか?
油脂まみれのメニューが多くはありませんか?
カタカナ主食が多くはありませんか?
また、菓子パンが売られてはいませんか?

モーガン・スパーロック監督が自ら行った実験。
マクドナルドの商品を一日3食1ヶ月食べたらどうなるか?

この映画はおふざけで実験をしたというドタバタギャグ映画ではありません。
アメリカの食事事情を克明に報告してくれています。
レンタルでもいいですからぜひ一度はご覧下さいね?

こんなキャラクターも登場しました。


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最終更新日  2011年01月01日 01時42分38秒
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