カテゴリ:食品の安全性について
新年には信念をもって何か決意を決めるのかも知れませんが、
わたくし安食は新たなる信念なるものは何もございません。(悲) これまで通りに、食育に関連する情報を発信してまいります。 今年も何卒よろしくお願い申し上げます。 ところで樹ゼミの学生達が寄せ鍋を作りましたよ? しかしながら、塩っからくなってしまいました。 結城:塩と醤油を多用してしまいました。 樹:フム、確かにこれは海だね。 結城:一度汁を捨ててやり直しますか? 樹:大丈夫、任せなさい。 そこで樹がなにやら沢山のプラスチックケースを持ち出しました。 樹:塩を消すにはうま味で味をだまそうか。 たんぱく加水分解物・DL-アラニン・グリシン 核酸と おまけにグルタミン酸ナトリウムとクエン酸ナトリウムだ。 サービスにステビア入れてほのかな甘みも足しちゃえ。 学生:な、なんですか、これは・・・・。 樹:何って食品添加物だよ。 作り直すより早くていいでしょ。 長谷川:だまされたと思って混ぜてごらんなさい。 驚きの結果が待ってるわよ。 そうして食品添加物をしこたま入れた鍋料理を 学生達は完食してしまったのだ。 「おじやにまでして平らげてしまった・・・・」 「恐るべし化学の力・・・・・」 「しかしこれって発酵藏の主義にいちじるしく反しませんか?」 樹:えー、そうも言えないヨ。 みんな、おなか空いたらコンビニでお弁当買うでしょう? お弁当ひとつに添加物が50以下なら少ない方だヨ。 インスタントラーメンだって添加物でほぼ出来てるよ? 極端な話、とんこつラーメンに本物の豚なんて 爪の先も入っていないんじゃないかな? むしろ今時は発酵よりも化学を食べることが 多いんだから、語る時だけ食品添加物を あしざまに言うのはどうかと思うね。 食品添加物は我々の生活にスピードを与え手間を省く。 前にも言ったが、選択することが大事なんだヨ。 どちらか一方を礼賛するなんて宗教でもあるまいし 何事も知りそして選ぶ、それが大事だと覚えていて欲しい。 【出典】 【送料無料】もやしもん(9) 作者の石川雅之さんはちゃんとちゃんと食品添加物に 関しても言及していますね。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月01日 15時54分41秒
コメント(0) | コメントを書く
[食品の安全性について] カテゴリの最新記事
|
|