カテゴリ:日本人は何を摂るべきか?
タイトルのシンポジウムが昨年12月12日に行われました。
あ、12月12日といったら安食の孫娘の誕生日ですわ。(関係ないけど) 1月20日付の産経新聞の記事から抜粋してお知らせします。 まずは東京大学・食の安全研究センター特任教授の天野 暁(しょう)氏の 「食と未病~病気にならない食習慣とは~」 の講演。 あ、未病というのは、「病気になる一歩手前の状態」のこと。 では、未病を治すにはどういうすればいいのでしょうか?(青字が引用です) 1.おなかを温める。 食材はネギ、ニンニク、シソ、蜂蜜、鶏肉、牛肉など 2.気の流れを良くする。 黒豆、ゴマ、クラゲ、大根、レンコンなど 3.粗食でおなかを丈夫にする。 ソバ、納豆、玄米、カボチャ、サツマイモなど 4.ビタミンの宝庫・野菜をとる。 トマト、ブロッコリー、シイタケ、玉ねぎなど これらは医食同源の基本です。 いい内容ですね。 しかし、矛盾点があります。それは、 おなかを温める食材の中に鶏肉、牛肉が入っているのに、 「粗食でおなかを丈夫にする」と語っている点です。 続きを読んでみましょう。 病気にならない食習慣で大切なことは以下のポイントです。 1.食事のバランス。 忙しい人は回数にこだわらず、1日のトータルでバランス良く 適切な量を食べる。 2.脳と美容のためにかむ。 脳の働きがよくなり認知症予防や精神も安定する 3.腹八分目 4.若さと美容を保つには植物性エストロゲンと果実 (大豆、ザクロ、ゴマ、クルミ、ナツメなど)、 抗酸化物質(ブロッコリー、リンゴ、ニンジン、トマトなど)、 コラーゲン(軟骨、豚足、骨付き肉をスープで)をとる 5.やせるにはアボカドやピーナッツ、魚・肉などの 良質な脂をとる 6.塩を少なく酢を多めにする。 あれまあ、ここでも安食的には「あれれ?」と思う食材があります。 それは、コラーゲンの「軟骨、豚足、骨付き肉」であります。 こういう動物性食品を摂ることに関しては安食は懐疑的であります。 また、「魚・肉などの良質な脂」に関しては、 魚については一般に「良い」とされていますが、よく分かりません。 ただ、食べ過ぎてはいけないと感じています。 それから「肉」は、良質な脂ではないことは明らかでしょう。 さらに、「塩を少なく酢を多めにする」というのも私には 理解できません。 私は「塩は体を温め酢は体を冷やす」と理解しているからです。 では最後のまとめの部分です。 漢方には「福は口から」という言葉があります。 健康や幸福感、心の平和と食べ物は密接な関係にあります。 良い食べ物は健康の源であり、生活の中に優しい連鎖が 生まれるのです。 と述べているように、一部のことを除けばとっても良いことを 教えてくれています。講演は以下のサイトから全部動画で見られます。 http://www.ustream.tv/recorded/11963715 天野暁(=劉影)さんの著書。 病気にならない養生ガイド(女性編) 病気にならない養生ガイド(男性編) 病気にならない15の食習慣(これは日野原重明医師との共著) 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月21日 23時34分39秒
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