テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:食品の安全性について
たとえば次のような製品があります。
特 徴: ○国内産大根は、低温・低塩分で漬け込み、 歯ごたえのあるたくわんに仕上げてあります。 かつお節は焼津節を使用。 ○合成保存料、合成着色料、合成甘味料は一切使用していません。 なるほどなるほど。いいですね~いいですね~。食べたくなりますね~? では原材料をみてみましょう。 原材料: 塩押し大根(国内産)、漬け原材料〔ぬか類、食塩、砂糖・ぶどう糖果糖液糖、かつお節、かつおエキス・みりん、りんご酢、酒精〕、酸味料、甘味料(ステビア) 確かに合成のものは使っていないんだけど、これじゃねぇ? 買う気は失せる。 こんな沢庵もありましたよ? 【原材料名:干しだいこん、漬け原材料〔食塩、果糖ぶどう糖液糖、 かつお節エキス、醸造酢、たんぱく加水分解物、米ぬか、唐辛子〕】 だけです。 ありゃりゃりゃ。なにが「だけです」なのだか。 ここではたんぱく加水分解物が原材料として使われています。 これって食品添加物じゃないの? そこで牛乳に相談だ、じゃなくて安部司さんに聞いてみよう。 安食:安部さん、たんぱく加水分解物ってなんですか? 安部:植物性たんぱく加水分解物と動物性たんぱく加水分解物があります。 安食:どうやって作るのですか? 安部:植物性たんぱく加水分解物は、油を抜いた大豆などを 塩酸で分解して、アミノ酸にしたものです。 動物性の物は、様々な動物性のたんぱく質を 塩素で分解して、アミノ酸にしたものです。 安食:そのように化学反応を用いて工業的に製造されている 旨味成分ということになると、食品添加物なのでは? 安部:いいえ、これは法的には「食品」にされています。 安食:なるほど、それでたんぱく加水分解物が入っていても 堂々と「無添加」を名乗れるわけですね? 安部:その通りです。しかし私は、 塩、化学調味料、たんぱく加水分解物を 味の黄金トリオと呼んでいます。 ここまで加えないと日本人は満足しない。 安食:安部さん、ありがとうございました。 安部さんは以下の【出典】の中でもっともっとたくさんたくさん 食品添加物について述べています。ぜひご一読を! 【出典】 では楽天市場に本物の無添加たくあんはないのか?さらに検索してみました。 これはいいかも。 これもいいかも。 道の駅や野菜直売所にも正しい沢庵、その他の正しい漬物はけっこうありますね。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月26日 20時30分04秒
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