テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:ご飯パワー
今回はいきなり引用です。
「栄養の国際比較図において、日本がどのような 地位を占めているか確かめてみることにしよう。 一口にいって、それは世界の最低グループに属しているといってもいい。 デンプン質食品についてだけは、ほぼ飽和状態に達しているものの、 総摂取熱量も、東南アジア諸国を僅かに上回る程度。 動物性タンパクの摂取量は、たとえばアメリカの五分の一に過ぎない。 しかも、内容的にいうと、日本人の食べている動物性食品のうち 55%は魚に頼っており、畜産物は牛乳が20%、肉と卵が それぞれ12%に過ぎない。これに対して外国(欧米)の場合は、 動物性食品の大部分が畜産物なのである。(中略)日本人の 食生活水準は、何故このように低いのであろうか。その原因の 一つは、明らかにわれわれの生活全体の貧しさにある」 これは昭和35年に出版された『食生活はどうなるか』(中山誠著・岩波書店) からの引用です。 その後アメリカは肥満大国、病気大国になりました。 日本の食生活もアメリカ食になっていきました。 今の日本は癌を初めとする生活習慣病患者が増えつつあります。 しかるに、アメリカ人は気づき始めました。 「このままではいけない」 と。 実際に癌罹患率が減少しています。 実際に癌による死亡者も減少しています。 日本では増え続けています。 医師や、栄養士や、料理家や、ましてや国は、 健康に生きるための指針を教えてはくれません。 自分で気付かないといけないのです。 【出典】 粗食のすすめ【中古】afb でもこちら↓がお薦め。 【送料無料】粗食のすすめ新版 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月01日 17時20分03秒
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